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83(日)16時よりサイエンスカフェ札幌 「カガヤク、カガクホウ素の力で未来を照らす~」を開催

FIN
2014
8/3

第76回サイエンス・カフェ札幌
「カガヤク、カガク ~ホウ素の力で未来を照らす~」

日 時:2014年8月3日(日)16:00〜17:30(開場15:30)
場 所:紀伊國屋書店札幌本店1階インナーガーデン(札幌市中央区北5条西5丁目7番 sapporo55ビル)
ゲスト:作田 絵里さん(北海道大学大学院理学研究院化学部門助教/錯体光化学)
参加費:無料。当日会場にお越しください。
定 員:80名
主 催:北海道大学CoSTEP
    科学技術振興機構さきがけ「光エネルギーと物質変換」研究領域
    東京応化科学技術振興財団

「どうして光るんだろう?」 そう思ったことはありませんか。ホタルやテレビなど、私たちの身の回りには さまざまな種類の光るものがありますが、そもそも「光る」とはどういう現象なのでしょうか。今回のサイエンス・カフェでは「光る」仕組みの話から始まり、それを応用した最先端の研究について、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
キーワードは「ホウ素」。普段あまり名前を聞くことはない元素ですが、ゲストの作田さんは、ホウ素化合物の観点から研究を進めている注目の若手研究者です。今回のカフェでは、効率よく光を発する化合物や二酸化炭素を有用な物質に変換できる化合物など、ホウ素の特徴を活かしてできる物質について、作田さんから紹介していただきます。ゆくゆくは環境問題への貢献も期待できる、まさに「ホウ素の力で生まれた光が地球の未来を照らす」ような研究のお話です。
会場では、作田さんに「光る」現象を目の前で見せていただきます。もしかしたらその光が「未来への希望の光」に見えてくるかもしれません。カガクで輝く未来の話を、コーヒー片手にしてみませんか。

ゲストのプロフィール:

作田絵里(さくだ・えり)さん

1980年、福岡県に生まれる。2012年より北海道大学大学院理学研究院化学部門助教。専門は光化学。

高校生のときに光る液体の実験を見て、光る物質について興味をもつようになる。大学4年生からホウ素を利用した発光物質の研究を続けており、発光メカニズムの解明やその応用に取り組んでいる。 2007年には「ホウ素を架橋コアとした分子系の創製とその光機能性の解明」というテーマの研究で、日本の若手女性研究者に贈られる「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」(物質科学部門)を受賞。

面倒見のよい人柄で、研究室の学生からは頼れる姉のような存在として慕われている。趣味は水泳とスヌーピーのグッズ集め。

更新日2014.7.9