CoSTEPと私
羽部 朝男
北海道大学大学院理学研究院教授
2015.3.18
CoSTEPとのおつきあいは、杉山さんが物理学科所属であったことから、お話をお聞きし、いままでの大学に欠けていた「サイエンスと一般の人との間のコミュニケーション」のための教育研究とは大変野心的だと感じたことを覚えています。
その後、2006年に北大総合博物館での宇宙関係の展示—札幌農学校のクラーク博士の学位(隕石の研究)の展示—について、石村さんに相談にのっていただき、2006年にダークマターの研究のお話を隈本さんのラジオ番組でさせていただいたり、2013年にはエリザベス・タスカー氏と「宇宙のカタチ、銀河のレシピ」というちょっとふしぎなタイトルのお話をサイエンスカフェでさせていただきました。このときも、石村さんにお世話になり、CoSTEPがだんだん発展していることを実感しました。
科学が国民の理解と支持を得ながら発展するためにもCoSTEPの役割は大きいと思います。今後の発展を期待します。