ジャーナル創設の意義
佐々 義子
NPO法人くらしとバイオプラザ21常務理事
2015.3.18
CoSTEP 10周年おめでとうございます。2005年7月「科学技術コミュニケーター養成ユニット」(科学技術振興調整費)としてスタートされ、今も継続されておられることに心から敬意を表します。
実践面を重視された教育(といっても、関わった方全員の真摯な学びあいであったと想像いたしますが)が実を結び、社会で実働する卒業生が全国に多くおられること、『科学技術コミュニケーション』というジャーナルを創設されたことの意義は、大変大きいと思います。ことに日本で科学技術コミュニケーションが生まれたばかりの時期に、邦文論文発表の場が創られたことで、チャンスを得た方、励まされた方がどんなに多くおられることでしょう。
これからも地域コミュニティーに根差した実り豊かな研究や活動を続けていかれますよう、応援し、期待しております。