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CoSTEP14メディアデザイン実習の「アニマルめがねラボ 〜VR生き物の視覚を考えよう〜」2019年度キッズデザイン賞を受賞

2019.8.27

キッズデザイン協議会(後援:経済産業省・内閣府・消費者庁)が実施しているキッズデザイン賞は、「子どもが安全に暮らす」「子どもが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」ための製品・空間・サービスで優れたものを選び、広く社会へ伝えることを目的としています。日用品から住宅、街づくり、ワークショップ、調査研究まで幅広い分野が対象となっています。受賞作品には「キッズデザインマーク」の使用が認められます。

このたび2019年度のキッズデザイン賞において、CoSTEP14期メディアデザイン実習(受講生:大橋 真智子・春日 遥・北村 春菜・小西 祐輔・山本 将隆/指導教員:村井 貴)が札幌クリエイティブコンベンション「No Maps2018」の会期中に札幌市円山動物園にて行った、子ども向けサイエンスワークショップが受賞することになりました。

受賞作品名

子ども向けサイエンスワークショップ「アニマルめがねラボ 〜VRで生き物の視覚を考えよう〜」

作品概要

「アニマルめがねラボ ~VRで生き物の視覚を考えよう~」は小学3年生から中学3年生までを対象にした、VR技術を用いたサイエンスコミュニケーションイベントである。子どもたちには「イヌとネコの色覚」、「カメの視力」、「ヤモリとカエルの動体視力」の3つのブースを通して、多様性に富む生き物の視覚をVRで体験してもらった。

【実施レポート】https://costep.open-ed.hokudai.ac.jp/news/9627

受賞カテゴリー

子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門/コミュニケーション/サイエンス

審査委員長

益田 文和(インダストリアルデザイナー/オープンハウス 代表取締役)

副審査委員長

赤池 学(科学技術ジャーナリスト/ユニバーサルデザイン総合研究所 所長)
無藤 隆(教育心理学者/白梅学園大学大学院 特任教授)
持丸 正明(産業技術総合研究所 人間拡張研究センター 研究センター長)
山中 龍宏(小児科医/緑園こどもクリニック 院長)

審査委員

赤松 佳珠子(建築家/CAtパートナー/法政大学 教授)
赤松 幹之(産業技術総合研究所 自動車ヒューマンファクター研究センター 首席研究員)
五十嵐 久枝(インテリアデザイナー/武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科 教授)
大月ヒロ子(ミュージアム・エデュケーション・プランナー/イデア 代表)
岡﨑 章(拓殖大学 教授 /理工学総合研究所 所長)
定行 まり子(日本女子大学 教授)
竹村 真一(文化人類学者/京都造形芸術大学 教授/Earth Literacy Program 代表)
西田 佳史(産業技術総合研究所 人工知能研究センター 首席研究員)
橋田 規子(プロダクトデザイナー/芝浦工業大学 教授)
水戸岡 鋭治(デザイナー/ドーンデザイン研究所 代表)
宮城 俊作(ランドスケープアーキテクト/設計組織 PLACEMEDIA・パートナー)
森本 千絵(コミュニケーションディレクター/アートディレクター)
山中 敏正(筑波大学大学院 人間総合科学研究科 副研究科長 感性認知脳科学 専攻長/筑波大学 芸術系 教授)

(アニマルめがねラボのプロジェクトに参加・協力したメンバーによる記念撮影)

CoSTEPでは子ども向けの科学技術コミュニケーションの取り組みを受講生が中心となって長く続けてきました。今回の受賞を通じて、科学の楽しさをより一層伝えることをこれからも目指すとともに、キッズデザインが目指す社会づくりに貢献できるものづくり、ことづくりにも努めてまいります。

昨年に引き続き、札幌クリエイティブコンベンション「No Maps2019」にて、子ども向けサイエンスワークショップを開催する予定(日程:10月20日/場所:札幌駅前通地下歩行空間 チ・カ・ホ 北2条広場)です。テーマはずばり宇宙!人工衛星とデブリを切り口に、VRを使った体験型ワークショップをCoSTEP15期メディアデザイン実習の受講生が作り上げます。みなさま、お誘い合わせの上、ぜひお越しください!