2022年12月10日と11日の2日間、定山渓ビューホテルにて「第1回博士学生のための異分野交流会」が行われました。このイベントは「博士学生に対して文理の垣根を超えた異分野交流の場を提供し、自分の研究を他の人に伝える力を鍛える」ことを目的として、北海道大学のDX博士人材フェローシップとアンビシャス博士人材フェローシップ、東京外国語大学多文化共生イノベーション教育育成フェローシップ(MIRAI)が共催となり開催されました。第1回目となる今回は、30名の博士課程学生と12名の教職員、そしてCoSTEPスタッフの大内田を含む3名の講師が参加しました。
本イベントでは1日目に3つの特別講演とポスターセッション、2日目にワークショップが行われました。大内田は特別講演最後の登壇者として、「Importance of Science Communication」というタイトルで、サイエンスコミュニケーションの重要性を話すと共に、自身のサイエンスイラストレーションを使ったビジュアルの活用方法を紹介しました。
2日目のワークショップでは「博士課程とキャリア」「異分野交流とDX」「キャンパス生活」という3つのテーマについて参加学生がグループを作って議論しました。途中、グループ同士の交流タイムを設けることで新しい発想や考えを深める工夫をし、最後に成果物として模造紙に考えをまとめました。
定山渓はこの時期白一色の景色でした。外に出られないのは残念でしたが、ホテル会場内での2日間のイベントを通して学生間の交流は深まったことでしょう。コロナ禍で制約の多い中、感染拡大防止対策のさまざまな工夫をしながら、DXフェローシップ運営メンバーの努力により対面での交流会が実現されました。来年、再来年と継続する交流会となるといいですね!