2022年12月17~18日にチカホで開催されたサイエンス・フェスタ2022に、アノオンシツが展示とトークで参加しました。展示にはCoSTEP修了生によるサポートの上、2日間で約2500名をのぼる皆さんに見ていただきました。
展示:札幌の木、北海道の椅子展 –
展示では、2022年6月に開催した展示を圧縮した形で、北大で伐採した木材を用いて制作した椅子の中で札幌の作家さんによる椅子8脚と、その物語や研究者とのトークを紹介したパネルを展示しました。
実際座れるようにして、椅子の肌触りや座り心地を楽しめるようにしました。人通りの多いチカホの中で、椅子に触れる展示場所の周りは少し空気感が違う、という感想もいただいきました。
パネル1枚目:アノオンシツと椅子展の概要 パネル2枚目:研究者とのトーク、旭川作家の椅子4脚の紹介 (クリックするとパネルの内容が見られます)
トーク:北大の未利用材の可能性ー燻製珈琲と椅子展を中心に
CoSTEPの朴が司会進行をつとめたトークでは、北大オリジナル燻製珈琲「アノトキ」を一緒に開発した三上悦史さん(株式会社RITARU・代表取締役)と、椅子展を主催し、椅子を制作した祐川諭さん(621 / Sapporo Association of Woodworkers・デザイナー)をゲストにお招きし、アノトキと椅子展を進めるに当たっての裏話、今後の可能性などについて話しました。
また、アノトキの試飲会も開催され、アノトキや椅子展の話を聞きながら、アノトキを味わえました。同じイチョウの木を使っても、燻製珈琲と椅子で全く異なる印象になることが面白かったという方もいました。
北大の資源をどう見つけていくか、自然をどう活用していくか、今後の模索していきたいと思います。ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました!