イベント

121(土)「第61サイエンスカフェ札幌」開催されます

FIN
2012
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  『くすり』よ届け 〜ナノサイズ船 細胞の宇宙を行く〜

第61回サイエンス・カフェ札幌のご案内です。

【概要】

薬が患部に届く。薬が“効く”ためには不可欠なことです。これを確実に行う、DDS (ドラッグ・デリバリー・システム=薬物送達システム)という仕組みがあります。DDSは薬を効率的に患部に届けることで、副作用を軽減できるなどのメリットがあります。

さらに、DDSと最先端の薬としての遺伝子を組み合わせれば、病を根本から治療できる可能性があります。しかし、遺伝子が働くためには、長く過酷な道のりを抜けて、超微細な細胞の中の中まで届かなくてはなりません。遺伝子が届くことができるかどうか、その鍵を握るのは遺伝子を乗せる『船』の設計です。

今回のカフェではそんな「薬の船の設計士」、薬学博士の秋田英万さんに、薬を届ける最先端の技術についてお話して頂きます。2012年新春を飾るサイエンスカフェ。どうぞご期待ください。

日 時: 2012年1月21日(土)16:30〜18:00(開場16:00)
場 所:紀伊國屋書店札幌本店1 階インナーガーデン
(札幌市中央区北5 条西5丁目7番地sapporo55 ビル)
ゲスト:秋田英万さん (北海道大学大学院薬学研究院 准教授)
定 員:100名
参加費:無料です。当日会場にお越しください。
主 催:北海道大学CoSTEP 

【ゲストのプロフィール】

秋田英万(あきた ひでたか)さん
1975年1月、北九州市生まれの愛知育ち。北海道大学大学院薬学研究院准教授。東京大学大学院薬学系研究科 博士課程修了 博士号(薬学)を取得。2002年、北海道大学大学院薬学研究科 助手を経て、2010年より現職。
珍しい名前(英万)の由来は、万(よろず)に英(ひい)でる。今まで1人しか読めた人がいないそうです。「医療に関わりたい、人を救いたい」という思いから薬学の道へ。「薬学は、生物学、化学、物理学、医学など様々な分野の学問融合が必要です。勉強は大変ですが、多くのことを学ぶことができる魅力的な学問なのです」と目を輝かせて語る秋田さん。8年前に、ここ北海道でDDS研究と出会って以来、“よろずの知識”を駆使して、多くの学生たちと共に日々わくわくしながら研究を進めているそうです。

更新日2011.12.2