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511(土)平田オリザ氏の講演会「わかりあえないことから」を一般公開

FIN
2013
5/11

昨年の秋、大反響を呼んだ『わかりあえないことから–コミュニケーション能力とは何か–』(講談社現代新書)の著者であり、劇作家として国内外で活躍されている平田オリザ氏をお迎えして講演会を開催します。

「コミュニケーション能力」あるいは「コミュニケーション教育」とい言葉がクローズアップされ続けています。では、その「コミュニケーション」とはいったい何なのか。日本のコミュニケーション教育は、多くの場合「わかりあう」ことに重点が置かれてきましたが、その点に疑問を持ち、わかりあえないところから出発するコミュニケーションを提唱する、平田氏。その極意にせまります。

(この講演は 2013年度CoSTEPの開講式の一部ですが、一般の方にも公開しますので、どなたでも聴講できます。)

わかりあえないことから

日 時:  2013年5月11日(土) 13:00〜14:30(開場12:30)
会 場:  北海道大学理学部 大講堂
講 師:  平田オリザ氏 (劇作家・演出家/大阪大学コミュニケーションデザイン・センター教授)
参加費:  無料
定 員:  約250人
主 催:  北海道大学CoSTEP

平田オリザ氏/プロフィール

1962年、東京生まれ。50歳。
劇作家・演出家/大阪大学コミュニケーションデザイン・センター教授、四国学院大学客員教授/学長特別補佐、舞台芸術財団演劇人会議理事長、日本劇作家協会副会長、日本演劇学会理事、など。
1982年、大学1年で初の戯曲を執筆。翌年、劇団「青年団」を結成し、自らが支配人を務める「こまばアゴラ劇場」を拠点に活動。同時に、演劇を通じた教育や言語に関する考察もおこなう。世界各国でワークショップや公演を開催するほか、障害者とのワークショップ、各自治体やNPOと連携した総合的な演劇教育プログラムの開発など、演劇教育活動を多角的に展開している。最近では、人型ロボット「ジェミノイドF」(大阪大学の石黒浩氏製作)が出演するアンドロイド演劇『さようなら』(2010年初演)も話題になった。近著に『コミュニケーション力を引き出す』(PHP研究所、共著)や『わかりあえないことから−コミュニケーション能力とは何か』(講談社現代新書)などがある。

更新日2013.4.3