
「今夜こそ勉強しよう」と思っていたのに、気づけばソファでスマホを触っている。ダイエットは明日から。積読は増える一方。
わかってはいるのに、できない。そんな自分に、少しうんざりしたことはありませんか。
それは、怠けているからではないかもしれません。
私たちは自分のことを、そこそこ合理的に判断していると思っています。ところが行動経済学の実験にかかると、その自信は簡単に揺らぎます。今すぐの選択と、一年後の選択とでは、同じ比較のはずなのに答えが変わってしまう。不確実な条件が入るだけで、決めることそのものを先延ばしにしてしまう。どちらも、後から振り返ると筋が通っていません。
このサイエンスカフェでは、神経経済学と行動経済学を研究する北海道大学の高橋泰城さんをお招きします。神経経済学は、人間の合理性を脳やホルモンなどの働きから分析するのに対して、行動経済学では心の働きから分析します。
当日は、実際にいくつかの問いに答えてもらいながら進めます。答えを考えてから解説を聞くと、自分の頭の中で何が起きていたのかが見えてきます。さらに後半では、私たちの生活に入り込んだAIについても話題提供していただきます。
難しい数式は出てきません。必要なのは、自分の頭の中を少しだけのぞいてみる好奇心だけです。
わかってはいるのに、できない。そんな自分を、少し面白がれるようになるかもしれません。
【タイトル】わかってはいるのに… ——行動経済学の切り口から探る、判断のクセ——
【日 時】2026年9月29日(火)18:30~(開場:18:00)
【場 所】札幌市図書情報館1階
(北海道札幌市中央区北1条西1丁目 札幌市民交流プラザ 1階)
【ゲ ス ト】高橋 泰城さん(北海道大学文学研究院 教授)
【聞 き 手】荒井 美幸(あらい・みゆき)/北海道大学CoSTEP「対話の場の創造実践演習」受講生
【参 加】事前申し込み不要、参加無料
【人 数】40名程度
【主 催】北海道大学 CoSTEP
【共 催】札幌市図書情報館
ゲスト:高橋 泰城さん(北海道大学文学研究院 教授)
北海道大学 文学院行動科学講座/半導体フロンティア研究機構/人間知・脳・AIセンター/脳科学研究教育センター/社会科学実験研究センター 教授。博士(理学)。
意思決定の仕組みを調べるため、行動経済学的手法と神経生物学的手法を組み合わせた神経経済学と呼ばれる分野の研究を行っている。行動分析のために数理物理学的なモデルを応用している。
一言メッセージ:「ようやく慣れつつある北海道の冬が近づいてきました。そろそろ靴や服などの選択をして、寒さに備えます」。
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