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川端裕人氏による2019年度CoSTEP開講特別プログラム「科学を物語る」を511(土)開催します

FIN
2019
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川端裕人氏による2019年度CoSTEP開講特別プログラム「科学を物語る」を開催します。

日 時:2019年5月11日(土) 13:00〜15:00(開場 12:30)
場 所:フロンティア応用科学研究棟2Fレクチャーホール(鈴木章ホール)
講 師:川端裕人氏(文筆家)
参加費:無料・事前申し込み不要
定 員:200名(本プログラムは2019年度CoSTEP開講式の一部である特別講義にあたりますが、どなたでも参加可能です。)

備 考:当日、講演会場外にて川端裕人氏著作の書籍をいくつか販売します。

講師紹介 

川端裕人  …1964年、兵庫県明石市出身、千葉県千葉市育ち。小説作品に『川の名前』、NHKでアニメ化された「銀河へキックオフ」の原作『銀河のワールドカップ』など。『我々はなぜ我々だけなのか アジアから消えた多様な「人類」たち』で、第34回講談社科学出版賞と科学ジャーナリスト賞2018を受賞。今年2月に『動物園から未来を変える ニューヨーク・ブロンクス動物園の展示デザイン』を上梓。

今回の特別講義のタイトル「科学を物語る」には、二つの意味が含まれています。一つは、文筆家である川端裕人さんが、研究の現場に赴き、研究者が実際にどのように手を動かし何を見ているのかを、活きいきと書き表すことによって、その内容と魅力を伝えることです。もう一つは、小説家としての川端さんが描く、少し先の未来の科学技術を主題にしたフィクションとしての物語に、時代が追いつき、科学技術のリアルな研究につながっていくことです。「科学を物語る」ことの先には、科学技術コミュニケーションのフロンティアが広がっています。

CoSTEPが養成している科学技術コミュニケーターとは、科学技術の専門家と市民との橋渡しをする人のことをいいます。「科学を物語る」ことによって、未来を拓くことができたら、それはとてもすばらしいことだと思いませんか。しかし、川端さんは「科学を物語る」ための方法はまだ発展の余地があるともいいます。来場者のみなさんと共に「科学を物語る」方法について考え、深めていきたいと思います。

更新日2019.4.4