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ラジオ191回:地球内部からのアツイメッセージ

2012.6.30

 

【コーナー】

●研究室に行ってみよう

【研究者を訪ね、研究内容を伺うこの番組のメインコーナー】

北海道大学理学研究院 自然史科学部門 地球惑星システム科学分野

特任助教  マリ・ピトン先生

●北大豆知識

【ガイドマップには載っていない北海道大学の知られざる場所、物を紹介】

理学部2・5号館のステンドグラスのエピソード

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◆研究室に行ってみよう

北海道大学理学研究院 自然史科学部門 地球惑星システム科学分野

特任助教  マリ・ピトン先生

インタビュアーは、CoSTEP8期生、小四郎丸拓馬さん。

同行したのは同じくCoSTEP8期生の西野明理紗さん、武田尚太さんです。

マリ先生は、地殻を調査し、海洋がどのように広がるのかを研究されています。まずは、地殻とはどの部分を示すのか、地球の構造を丁寧に説明してくれました。

地殻が動いている仕組みを、「ガムを噛めば、最初は硬いけど徐々に口の中の熱で柔らかくなるでしょ」と例えを出し、硬い石も地下に行けばいくほど高温の影響で柔らかくなり、マントルが動くから地殻も動く、という説明に一同納得。

1年のうち、1/3は調査に出かけている、というアクティブなマリ先生。調査船で海の上から地殻の石を採取したり、地震などで海洋地殻が盛り上がって山になった、オフィオライトという岩石層の石を分析することで海洋地殻ができた過程を知るそうです。

でもなぜ日本で研究なのか、という疑問にも答えてくれました。

「日本の科学の研究レベル、環境は世界と変わらないから。私の研究は世界中がフィールドですよ。」

最後にマリ先生から、進路に悩む若者へのメッセージを頂きました。

その言葉に、小四郎丸さん大感激。

番組リスナーのみならず、受講生達にとっても勇気づけられる取材でした。

マリ・ピトン先生、お忙しい所ありがとうございました。

 

番組に対するご意見ご感想をお待ちしています。

radio[at]costep.open-ed.hokudai.ac.jp ([at]を「@」に変えてお送りください)