本イベントは終了しました。たくさんのご参加ありがとうございました!
動画はCoSTEPのYouTube公式チャンネルよりご覧いただけます。
→ご視聴はこちらから
鬼ごっこなどの公園での遊び、学校や塾などでの学び、勉強やゲームといった家の中での営み―― 新型コロナウイルス感染症の影響で、子どもたちの当たり前の世界は一変しました。私たちはこの経験を、これからの子どもたちの遊び場や学び場づくりに、どのように活かすことができるでしょうか。今回のサイエンス・カフェ札幌では、休校によって、子どもの生活や意識にどのような変化が生まれたかを調査している北海道大学の2人の研究者をお招きします。今後同様の事態が発生した時はもちろん、日頃からの子どもたちの過ごし方に大切と考えられることについて、最新の調査結果に基づく話題提供をいただきます。
愛甲哲也さんは、休校中の子どもたちの生活の実態や保護者の意識の変化に関する調査を1000 人以上の保護者に行いました。加藤弘通さんは、中学生に対する継続的な意識調査を休校明け直後にも実施し、休校が生徒のストレスなどにどのような影響を与えたのかを分析している最中です。
私たちは今の時代を生きる子どもがどのように過ごせる世界を願うでしょうか?そのために、大人としてどのような遊び場や学び場を整えることができるでしょうか?新型コロナウイルス感染症の流行を「社会のあり方を考え直すきっかけ」として捉え、子どもの世界にとって大切なことについて語り合いましょう。
第111回サイエンス・カフェ札幌|オンライン
ステイホーム 、いかがお過ごしですか? 〜「親」「子」の意見から考える子どもの世界
【日 時】7月5日(日)14:30-15:45
【場 所】新型コロナウイルス感染症の流行に鑑みて、オンラインでの開催となります
当日は特設ページよりご視聴ください。
※本イベントは終了しました。
動画はこちらからご覧いただけます。
【ゲスト】愛甲 哲也さん(北海道大学 大学院農学研究院 准教授)
加藤 弘通さん(北海道大学 大学院教育学研究院 准教授)
【聞き手】梶井 宏樹(北海道大学 CoSTEP 博士研究員)
【対 象】どなたでも(特にご家庭をお持ちの方、教育に関心のある方)
【定 員】なし
【主 催】北海道大学高等教育推進機構オープンエデュケーションセンター科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP)
【ゲストプロフィール】
愛甲 哲也(あいこう てつや)さん
北海道大学 大学院農学研究院 准教授。北海道の自然にあこがれて北大に進学してあっという間に30年。研究テーマは、都市内の公園緑地の計画、子どものための遊び場づくりから、大雪山や知床、富士山などの国立公園の管理など。遊び、レクリエーションを、真面目に研究しています。出身地は鹿児島の田舎で、実は子どものころに公園で遊んだことない。もっぱら、川と原っぱで遊んでいました。だからこそ、今の子どもたちにもっといろんな遊びを体験してほしいと思っています。中学・高校は陸上競技部に所属。中学で駅伝、高校で短距離、毎日、走ってました。
加藤 弘通(かとう ひろみち)さん
北海道大学 大学院教育学研究院 准教授。これまでフリースクールや中学校の情緒障害児学級、相談室で、不登校や非行、発達障碍など様々な問題を抱える子どもやそのご家族にかかわる仕事をしてきました。北海道大学には2013年に赴任してきました。発達心理学が専門で、特に思春期の発達とその時期に起きてくる問題行動の関係について研究しています。具体的には、学校の荒れやいじめ、思春期の自尊感情の低下などを研究しています。2人の男の子の父。
【オンライン開催について】
サイエンス・カフェ札幌は、 2005年10月より紀伊国屋書店札幌本店を主な会場として実施してきました。オンラインでの開催は今回が初の試みとなります。COVID-19流行の中においても学びの場を絶やさぬよう協議を重ね、今年度はオンラインでの実施を基本方針とすることを決定しました。サイエンス・カフェ札幌をご愛顧いただいております皆様には、ご不便をおかけすることもあるかと存じますが、日本全国から視聴いただけるよう準備を進めております。なお、動画の配信は、感染症対策を心掛けた上で、北海道大学内の教室より行う予定です。