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35回三省堂サイエンスカフェin札幌 CoSTEPシリーズ19「血管研究の先に見えるもの」

FIN
2024
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私たちの体に欠かせないライフライン、血管。大事であることは分かっていても、その仕組みや働きについて、より詳しく知りたい時があります。パンデミックを経て、病気に関する関心も、自分の健康を守ることへの関心も高まっています。

今回のカフェでは、世界に先駆けて血管研究を進めている樋田京子さんをゲストにお迎えします。血管の状態は、病気の悪化や進展につながります。たとえば血管の老化は動脈硬化や脳梗塞などの疾患の発症につながります。また、がんなどの病気で血管を新たに作る「血管新生」は、腫瘍に栄養や酸素を運びがんの増殖に重要な働きをします。COVID19の重症化にも血管が関わっていることがわかっています。樋田さんは、私たちのからだにとって大切な働きをし、また病気にも深く関係している血管について、COVID-19からがんまで幅広く研究を行い、病気の治療法の開発を目指しています。

血管研究の最先端の話を通して、血管研究から見えてくるその先のシーンを、みんなで考えていきましょう。

日 時 2024年3月6日(水)18:30-19:30
会 場 三省堂書店札幌店内 ブックス&カフェ UCC (JRタワー札幌ステラプレイス5F)
参加費 500円(飲み物とお茶菓子込み)
ゲスト 樋田 京子さん(北海道大学大学院歯学研究院 教授/日本学術会議第二部会員)
聞き手  朴 炫貞(北海道大学CoSTEP 特任講師)
主 催  三省堂書店 札幌店
共 催  北海道大学CoSTEP、日本学術会議北海道地区会議

参加申し込みは、三省堂書店書店 札幌店(電話:011-209-5600)まで
お電話でお願いいたします。

 

樋田 京子(ひだ・きょうこ)さん
北海道大学大学院歯学研究院 教授/日本学術会議第二部会員
歯学博士(北海道大学)。北海道歯学部卒、 ハーバード大学医学部、 北海道大学歯学研究科、 遺伝子病制御研究所等を経て2018年よリ現職。この間、日本病理学会学術研究賞、 日本女 性科学者の会奨励賞等を受賞。腫瘍血管内皮細胞に着目し たがん治療や新型コロナ感染症重症化に関する研究を行っている。

更新日2024.2.18