NHK・Eテレで抜群の人気を誇る「すイエんサー」は、「科学」という言葉が一切出てこない、かなり変わった科学(?)エンタメ番組。某大学が教科書代わりに指定参考番組に認定し、某企業が社内研修に採用するなど、「すイエんサー」は今、各方面から注目されています。どうやら、番組中にちりばめられた、科学コミュニケーションに欠かせない様々な要素が評価を受けているようです。番組プロデューサー村松 秀 氏がその制作の極意にせまります!
(この講演は 2012年度CoSTEPの開講式の一部ですが、一般の方にも公開しますので、どなたでも聴講できます。事前にお申込み下さい。)
科学(?)エンタメ番組
すイエんサー と 科学コミュニケーション
日時: 2012年5月12日(土) 13:00〜14:30(開場12:30)
会場: 北海道大学理学部 大講堂
講師: 村松 秀さん (NHK エデュケーショナル 科学健康部 シニアプロデューサー)
参加費: 無料(ただし、以下のリンク先から事前にお申込み下さい)
定員: 約250人
主催: 北海道大学CoSTEP
ゲストプロフィール
村松 秀(むらまつ しゅう)さん
NHKエデュケーショナル 科学健康部 シニアプロデューサー
1968年横浜市生まれ。東京大学工学部卒業。90年NHK入局。「NHKスペシャル」「クローズアップ現代」「サイエンスアイ」「ためしてガッテン」等を担当し、環境、先端科学、医療、研究倫理など主に科学系番組の制作に携わってこられました。最近では、科学エンターテインメント番組「すイエんサー」のプロデューサーとしてもご活躍中です。
NHK スペシャル「生殖異変」で放送文化基金賞本賞、地球環境映像祭大賞、科学技術映像祭内閣総理大臣賞など受賞。BS ドキュメンタリー『史上空前の論文捏造』でバンフテレビ祭・ロッキー賞など受賞、番組とその取材記『論文捏造』(中央公論新社)は科学ジャーナリスト大賞2007 を受賞しました。ほかにも毎日芸術賞特別賞など受賞多数。