イベント

84(土)、「第64サイエンスカフェ札幌」を開催します

FIN
2012
8/4

「ピッピッピピピピ♪ カラダのホンネ 〜実験しよう! ぼくらのバイオシグナル〜」

日 時: 2012年8月4日(土) 16:30〜18:00(開場:16:00)
会 場: 紀伊國屋書店札幌本店1階インナーガーデン
    (札幌市中央区北5条西5丁目7番地sapporo55ビル)
ゲスト: 棟方 渚さん
   (北海道大学大学院情報科学研究科 特任助教)
定 員: 約100名  
参加費: 
無料です。当日会場にお越しください
主 催: 北海道大学CoSTEP

カフェの内容

 自分のカラダは、自分が一番よくわかっている? いえいえ、自分が知らないところでカラダはいろいろな信号を出しています。驚きや不安、緊張など、自分では気づかない心の動き。カラダはこれらに敏感に反応しているのです。そんなカラダの信号(バイオシグナル)をキャッチしてその情報を役立てよう、というのが今回のサイエンス・カフェのテーマです。

ゲストの棟方さんは、発汗や心拍数などのバイオシグナルを利用して心の状態を知ろうとしています。さらに、それらの情報を人の生活や健康にどのように役立てることができるかを研究中。心の状態がわかれば、その情報を受け取って自分自身の気持ちをコントロールし、不安や緊張を和らげることができるかもしれません。また、キャッチした信号をどのように知らせるかも大切。単に光や音だけではなく、クマのぬいぐるみやゲームのキャラクター、ロボットなどが知らせてくれたら、キャッチする人の心にどんな影響があるのかといったことにも関心を持って研究に取り組んでいます。
サイエンス・カフェでは、バイオシグナルをキャッチして、カラダのホンネを知る実験を試みます。カラダの信号を役立てる研究やその可能性について棟方さんに話してもらうとともに、参加者のみなさんと、この技術を応用するためのアイディアについて語り合います。
さて、カフェではどんなカラダのホンネを聞くことができるのでしょうか? お楽しみに!

棟方 渚(むねかた なぎさ)さんのプロフィール

1981 年生まれ。北海道出身。北海道大学大学院 情報科学研究科 特任助教。

公立はこだて未来大学でシステム情報科学博士を取得後、札幌市立大学の助手を経て2010年4 月から現職。学生時代、ゲームを作ったりロボットとの関わりを楽しんだり
するうち、「人間の意識・無意識」にも興味がふくらみ、それが研究テーマに。
人間への興味を持ち続け、世界中にあふれる情報機器をより人に優しく、心地よいものにするのが目標。

更新日2012.7.13