オンライン化して、科学技術コミュニケーションの参加者はどう変わったのでしょうか。
科学技術広報研究会(JACST)で行われた研究広報の評価に関するオンライン研究会で、CoSTEPで2020年度から始めたオンラインイベントの参加者層の分析結果について、奥本が発表しました。
CoSTEPでは2020年度、開講式、2回のサイエンス・カフェ札幌をオンライン化しました。このようなオンライン化はどのような参加者層の変化を生み出しているのでしょうか?
これまでの非オンラインのサイエンス・カフェ札幌とサイエンス・カフェ札幌|オンラインを比較すると、オンライン化することによって若い層の参加が増えること、さらに関係者が増えることが見えてきました。
一方で、開講式やサイエンス・カフェ札幌をオンライン化することによって、CoSTEPを知らない参加者や道外からの参加者も多く参加してくれていることが分かりました。
思わぬきっかけで始まった科学技術コミュニケーションのオンライン化、オンライン化の利点もきちんと生かしながら、オンラインとオフラインバランスが取れた活動をこれからもしていく必要があるでしょう。