南極の氷に潜む微生物から、太古の環境を解き明かす
タキィのやさしイングリッシュ salmon
教えて! サイエンス観光マップ 謎の崖を追え〜豊平川右岸・河成段丘〜川本思心さん
研究室に行ってみよう 低温科学研究所 福井学先生
今週の「研究室にいってみよう」は、北海道大学低温科学研究所の福井学先生です。インタビューをしてくれたのは、札幌市立豊園小学校5年生の郡山佑太君と札幌市立北園小学校6年生の伊藤ちひろちゃんです。
福井先生は微生物と呼ばれるとても小さな生き物についての研究をされています。特に土や雪の中に生息する微生物を調べ、自然環境の中でエネルギーや物質がどのように動いているかを調べていらっしゃるそうです。
雪解けの頃、雪の表面が赤くなるのは、実はある微生物が鉄を酸化させているからだそうです。インタビューの途中先生は、その仕組みを「使い捨てカイロ」を使って説明してくださいました。(上の写真)
インタビューの途中の「音当てクイズ」では、今から1万年前の南極の氷(下の写真)が出てきます。この氷に閉じ込められた微生物から、太古の昔の地球環境を探ることができるんだそうです。
取材の後、福井先生と子どもたち、それにお母さんと担当のCoSTEP受講生 伊藤寛五君で記念写真です。