実践+発信

自分の研究を紹介する映像作品を大学院生たちが制作

2015.8.21

CoSTEPが提供する北大大学院共通科目「大学院生のためのセルフプロモーション2」が今年も行われ、大学院生が自らの研究をプロモーションする映像作品を制作しました。

※理工系大学院専門基礎科目、理学院共通科目では「科学技術コミュニケーション特論2」

この授業では、自分の研究を社会に理解してもらい、その意義をアピールするためのメディアスキルを身につけます。

2015年6月17日から行われたこの授業(1単位)では、理学院、農学院、工学院から7名の大学院生が参加し、それぞれの専門分野について、高校1年生程度でも理解できるような分かりやすい映像コンテンツに仕上げました。

 

まずは研究分野の内容とその社会的意義について解説する600字程度のスピーチ原稿を作り、分かりにくい表現になっていないか、大事なことが伝えられているか、みんなでチェックしあいます。

そしてその原稿を読み上げるところをお互いにビデオカメラで撮影します。こうした演習によって、ライティング、プレゼン、発声、映像機器の操作といった表現スキルが身につきます。

 

また今年度から北大が全学に導入したAdobe Creative Cloudが授業で活用されました。PremiereだけでなくPhotoshopやIllustratorなど様々なソフトを駆使して、2〜3分程度の映像作品を作り上げます。

研究紹介に適した写真を加工する、イメージ映像をインサートする、BGMやテロップを挿入するといった作業を通じて、スキルだけでなくメディアリテラシーを学びます。

 
2012年度作品へのリンク