実践+発信

ラジオ151:2009410

2009.4.10

 

ノーベル化学賞・下村脩博士特集(前半)

特集 ノーベル化学賞受賞記念・下村脩博士講演会

特集 パネリストへのインタビュー

2009年3月24日に東京国際フォーラムで行われた、2008年ノーベル化学賞受賞・下村脩博士の記念講演会の様子をお届けします。詳細はこちら。

今回は下村先生の講演会とパネリストへのインタビューを中心とした前半(37分13秒)です。

下村脩博士

残念ながらポッドキャストでは、著作権の関係で下村博士の話を直接聞くことはできません。記念講演会の実験デモンストレーションにも参加した、4期修了生の齋藤亮介さんらが、下村先生の講演会の内容を要約してお伝えします。

会場ではオワンクラゲの展示も行われました

そして、講演会が終わった後、以下のパネリストのみなさんに修了生たちがインタビューを行いました。

名古屋大学名誉教授・磯部稔(いそべ・みのる)さん、東北大学大学院医学系研究科教授・大隅典子(おおすみ・のりこ)さん、東京大学大学院薬学系研究科教授・長野哲雄(ながの・てつお)さん、鶴岡市立加茂水族館館長・村上龍男(むらかみ・たつお)さん、朝日新聞科学エディター・高橋真理子(たかはし・まりこ)さん。

インタビューにこたえる磯部稔先生

第一線で取材されている科学ジャーナリストの高橋さんと、科学コミュニケーション分野でも活躍中の大隅先生からは、科学技術コミュニケーションの将来について貴重なお話を伺うことができました。

また村上館長からは、アメリカ在住の下村先生から、オワンクラゲ発光に関して直接アドバイスをもらったというエピソードを伺いました。

磯部先生からは発光生物研究の楽しさを伝えることについて。長野先生は薬学研究のお立場から、GFPが医療分野にどんなインパクトを与えたのかお話してくださいました。

お疲れのところ、修了生たちのインタビューに快く応じてくださったパネリストの皆さん、本当にありがとうございました。

講演会の後は、実験デモンストレーションと、パネルディスカッションが行われました。後半のポッドキャストでは、その様子をお届けします。

滝沢麻理さんを囲んで

今日で(たぶん)最後の収録となった修了生から、これまでの感謝をこめて、滝沢さんに花が贈られました。みなさん、今回は夜遅くまでお疲れ様でした!