実践+発信

札幌市立開成中等教育学校でIB(国際バカロレア)ディプロラプログラム 知の理論(TOK:Theory of Knowledge)授業の第二回目を行いました

2021.9.16

2021年8月30日(月)に、CoSTEPスタッフの原健一(博士研究員)が札幌市立開成中等教育学校5年生(=高校2年生)にIB(国際バカロレア)ディプロラプログラム 知の理論(TOK:Theory of Knowledge)の授業を行いました。前回5月に行なった授業に引き続き、二回目のTOKの授業となります。

今回は、TOKの成果物であるTOKエキシビジョンの具体例を原が提示し、展示の作成プロセス、ならびに注意点などを確認しました。画像にある写真三枚をもとに、TOKプロンプトというTOKにおける問いとの関係性を論じるといった課題です。日常的な文脈の中に知識の獲得などをめぐる問いを発見していくという点が重要視されている課題で、「新しい知識が、すでに確立した価値観や信念を変化させることはあるか」という問いを軸に展示の具体例を示しました。生徒の皆さんとのディスカッションがひじょうに楽しく、私にとっても有益なものとなりました。

生徒の皆さんが行なう展示を楽しみにしています!