北海道大学を、留学生と学部1年の日本人学生が一緒にフレッシュな視点で発見し、その内容をハガキとして仕上げ、コミュニケーションをとる授業「北海道大学を発見しよう」、2023年度も授業を開講しました。15名の学生が、最終的に16種類のハガキを作成しました。
ハガキを作るまでの授業では、手を動かしながら、みんなで観察と発見にまつわる多様なワークを体験しました。
授業の初回には、グループに分かれて北海道大学に対するイメージを共有し、カテゴリーに分けたワークシートを共有しました。
また、お互いの顔を観察できるよう、ブラインドコントゥアドロイング(ミナイデミル)ワークを行いました。
北大を3つのレゴブロックで見立ててみて、それを組み立てられる取扱説明書を作成するワークを行なった日もありました。
また、キツネの頭蓋骨をスケッチする、サイエンスイラストレーションを体験する回もありました。
ビジュアルの実践だけでなく、キャッチフレーズの作り方について学び、言葉を添えてみるワークも行いました。どのような言葉を添えるかによって、ビジュアルの文脈が変化する体験を通して、ハガキにどのような言葉を添えるかについてのヒントを得られたかと思います。
また、周りのものを絵文字で表してみるワークを通して、文字言語と造形言語の間にあるemojiの特徴についても考えてみる時間がありました。
このような様々なワークを取り入れながら、北大を繰り返して撮影し、言葉を考え、授業を受けるみなさんが一緒に考えて作り上げたハガキです。新鮮な視点で見つめた北大の魅力を記憶し、これからも多様な視点でモノゴトを見つめて表現していってほしいです!授業に参加したみなさん、お疲れ様でした。