実践+発信

28「野生生物と社会」学会で野生動物管理への市民参画をテーマとしたセッションを開催

2023.12.2

2023年12月1日から3日まで筑波大学で開催された第28回「野生生物と社会」学会大会にて、スタッフの池田を含むチームがテーマセッションを企画・実施しました。

2021年度研修科で「さっぽろヒグマ市民会議」を主導した遠藤優さん(北海道大学大学院理学院博士課程3年)と、指導にあたった三上直之先生(名古屋大学)とCoSTEP池田のチームで、「野生動物管理に「一般市民」が当事者意識をもって参画できる環境づくり」と題して発表しました。

酪農学園大学の佐藤喜和教授、北海道放送(HBC)デジタル推進部の幾島奈央さん、北海道斜里町の北こぶしリゾートの村上晴花さん、そして遠藤さんら4人の講演者が、さっぽろヒグマ市民会議を含む複数の実践例を共有し、会場の参加者とともに議論しました。

(遠藤優さん/北海道大学大学院理学院 博士課程3年)
(佐藤喜和さん/酪農学園大学 教授)
(幾島奈央さん/北海道放送(HBC)デジタル推進部)
(村上晴花さん/北海道斜里町 北こぶしリゾート)
(約60人の参加者が集まり、活発に意見交換をしました)

※本テーマセッションは、科学研究費助成事業「市民主体のキタキツネ管理と共生のための科学コミュニケーション法の開発と実践(課題番号:23K02781, 研究代表者:池田 貴子)」の助成により実施されました。