実践+発信

ラジオ199回:アニメがまちに人を呼ぶ!

2013.3.2

 

【コーナー】

●研究室に行ってみよう

【研究者を訪ね、研究内容を伺うこの番組のメインコーナー】

北海道大学観光学高等研究センター 大学院観光創造専攻

准教授 山村 高淑(やまむら・たかよし)先生  

●北大豆知識

【ガイドマップには載っていない北海道大学の知られざる場所、物を紹介】

北海道大学 恵迪(けいてき)寮


メインコーナー

研究室に行ってみよう

北海道大学観光学高等研究センター 大学院観光創造専攻

准教授 山村 高淑(やまむら・たかよし)先生  

インタビュアーは、CoSTEP8期生、谷内秀久さん。

同行したのは同じくCoSTEP8期生の小四郎丸拓馬さん、武田尚太さんです。

新しい観光モデルを研究している山村さん。現在注目しているのは、「アニメで観光」。ドラマや映画など、いわゆる「コンテンツ」の舞台となった地域を観光客が訪問するのは、昔からあることで、既にさまざまな研究もされています。しかし「アニメ」だと、まだまだ研究者は少なく、山村さん自身も苦労している点も多いとか。

(自らも「大のアニメファン」という山村高淑さん。エヴァンゲリオンのネクタイで登場)

 

アニメがどのように観光の一翼を担っているのか、2007年に栃木県久喜市鷲宮で始まった、「らき☆すた」(アニメ)の聖地巡礼(舞台となった建物や場所を訪問すること)を参考に、分かりやすく解説してくれました。

「アニメファンが地域に配慮した行動をし、地元もそれを受け入れた」ことが大ブームの理由だと言います。

既に成熟した日本の観光では、すべての人に受けるものはもはや存在せず、多様な価値観を生かす観光が必要で、

なかでも「アニメ」は世界で共有できるものだ、と熱く語って下さいました。

(左から、8期生:小四郎丸さん、ゲストの山村先生、8期生:谷内さん、武田さん)

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 radio[at]costep.open-ed.hokudai.ac.jp ([at]を「@」に変えてお送りください)