実践+発信

「SCARTS×CoSTEPアートサイエンスプロジェクト 時間展望もっと先の自分へ Part2」を開催しました

2025.10.9


写真(以下全て):門間友佑

2025年7月31日(木)14:00~17:00に、札幌文化芸術交流センター SCARTSのSCARTSモールCにて「SCARTS×CoSTEPアート&サイエンスプロジェクト 時間展望-もっと先の自分へ Part2」を開催しました。2024年8月に開催した1回目のオープンミーティング、アーティストの荒木 悠さんの展示や関連ワークショップ高校でのワークショップに続き、プレコンセプションケアについて考える場として開催しました。高校生から大学生、社会人まで、幅広い参加者に恵まれた会となりました。

まず、研究者・玉腰暁子さん(北海道大学 大学院医学研究院 教授)による「プレコンセプションケアとライフデザインを考える」というタイトルの話題提供がありました。プレコンセプションケアについての説明から、ライフデザインにつながる公衆衛生からの視点を共有していただきました。

その話を踏まえ、ワークショップ「しあさってのしあわせ」を開催しました。高校生向けに開発中の本ワークショップは、架空のカップルのライフデザインを行った後、自分のライフデザインについて考えてみる構成となっています。

ワークショップの後には、石川奈保子さん(北海道大学 高等教育推進機構 准教授)による話題提供が続きました。「ライフデザインは自分で決められる」というタイトルで、人生を設計していくにあたっての様々な考え方、その多様性や柔軟性についての情報共有をしていただきました。

妊娠や出産といった人生の大きなイベントを自ら考えてみて、自分らしい選択をする。プレコンセプションケアを理解することで、人生の選択肢が増えることを、今回のワークショップで改めて確認できました。人それぞれの多様な人生のあり方は、プレコンセプションケアにも当てはまる話だと思います。ご参加いただいたみなさん、ゲストのみなさん、ありがとうございました。

SCARTSでのまとめ記事も、ぜひあわせてご確認ください。

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