1月末に3名の研究者がCoSTEPを訪問しました。筑波大学からマシュー・ウッドさん(筑波大生命環境科学研究科・助教)と和田 洋さん(同・教授)、そして大阪大学からは工藤 充さん(大阪大学COデザインセンター・特任講師)です。皆さんそれぞれ科学技術コミュニケーション教育に携わっており、その参考にするために、教育・実践プログラムが目白押しだったこの時期にいらっしゃいました。
マットさんと和田さんは1月25日にCoSTEP実習と講義を参観し、その後江別蔦屋書店での展示「ヒト、トナリ」を見学。翌26日は札幌市資料館で開催された討論劇に参加し、27日にCoSTEPスタッフと意見交換をしました。工藤さんは1月26日に討論劇に参加しました。
(CoSTEPスタッフから展示の説明を受けるマシューさん)
(討論劇で評決ワークショップに参加する工藤さん(左から2番目)とマシューさん(一番右))
科学技術コミュニケーション教育は日本でも各地の大学で実施されています。しかし、その対象は個別の大学講義から副専攻から市民教育まで、内容も科学技術社会論やコミュニケーション論に関する講義からスキルを身に付ける実習まで様々です。また、その担い手である研究者はこれまでも交流はしてきましたが、必ずしも十分に情報共有してきたわけではありませんでした。
今後はより密接にそれぞれの課題と目標を共有していく必要がある、という意見で一致し、お互いに継続的に交流していくことになりました。
(マシューさん、和田さんと)