4月15日(木)、CoSTEPの教員が担当する、学部生むけの科学技術コミュニケーションの授業がスタートしました。
すべての学部の学生を対象に開講される「全学教育」のなかで、主題別科目の一つとして開講した「北海道大学の“いま”を知る」という授業です。
3人1組でグループを作り、大学内の研究者を訪問取材して、研究の内容や、研究に取り組む大学院生や教員の姿を、数分の映像作品にまとめて発表する、という授業です。
取材したい研究者を探し出して取材を申込み、研究室を訪問してインタビューし、研究内容などをストーリー構成を考えて映像作品にまとめる ―― そうした活動を通してコミュニケーション能力を身につけてもらいます。
グループ内の3人は、すべて違う学部の、出身地も違う学生たち。文系・理系の枠を超えてコミュニケーションしあう機会ともなります。
15日の第1回目の授業には、90人ほどの履修希望者が殺到しましたが、作業を含む授業であり、使用する機器にもかぎりがあるため、18人(6グループ)に人数を制限せざるを得ません。
学部や、性別などのバランスを考慮して、18人の履修者を決定しました。
今後は、教室での授業のほか、学習管理システム manaba も活用することで、履修者の自発性を活かした授業展開をめざします。
この授業の成果(履修者たちの制作した映像作品)は、YouTubeなどで公開の予定です。ご期待ください。
(昨年度のこの授業の成果は、CoSTEPが運営する アニマ・ムービー・プロジェクト のサイトでご覧いただけます。)