CoSTEPは7月24日(土)に、脳のダイナミズムとコミュニケーションのカオス的アプローチをテーマとしたサイエンス・カフェを開催いたします。
私たちは一人ひとり考え方や感じ方が異なっています。それは、私たちがそれぞれ違う脳をもっていることと大きく関係しています。それにもかかわらず、コミュニケーションを通してお互いの思いや情報を共有し合うことができます。どうしてでしょうか?
今回のサイエンス・カフェ札幌では、北海道大学の津田一郎さんに、数理科学の観点から脳とコミュニケーションの関係についてお話をしていただきます。私たちがコミュニケーションを通して思いや情報を伝え合っているとき、脳内では神経細胞の複雑な相互作用が起こっています。津田さんは、この現象をカオスという数理科学的側面から解明する研究に第一線で取り組んでいます。
津田さんはおしゃべりが好きな方です。みなさんとお話ができることをとても楽しみにしています。科学が好きな方も、苦手な方も、コミュニケーションをしているときの脳の動きについて、津田さんと一緒に考え、話し合ってみませんか?
第52回サイエンス・カフェ札幌
「コミュニケーションする脳!? 〜脳をカオスで語る〜」
日 時:2010年7月24日(土)16:30〜18:00(開場 16:00)
場 所:sapporo55ビル1階インナーガーデン(紀伊國屋書店札幌本店正面入口前)
ゲスト:津田 一郎さん(北海道大学電子科学研究所 教授/複雑系数理科学)