実践+発信

ラジオ172回:サイエンスカフェ特集: コミュニケーションする脳!?脳をカオス語る告知編

2010.7.11

 

◆脳をカオスで語る

2010年7月24日(土)16時半から18時まで、札幌駅前、紀伊国屋書店が入っているsapporo55ビル1階で開催するサイエンスカフェ「コミュニケーションする脳!?〜脳をカオスで語る〜」。今回はその告知のためのポッドキャストをお届けします。

この放送のために、サイエンスカフェゲストの北海道大学電子科学研究所の津田一郎教授に、研究内容や今回のカフェの聴き所、そしてカフェへの意気込みについてお話しを伺いました。

カフェの打ち合わせの後に行われたポッドキャストの取材

北大電子科学研究所の津田一郎先生

津田先生は、典型的なカオスの動きの例として、二重振り子の動画を見せてくださいました。これは振り子の先にもう一つ、振り子をつけたもので、非常に複雑かつ予測がつかない動きをします。しかし決してでたらめ、つまりランダムに動いているわけではなく、その運動はちゃんと力学で証明され微分方程式などの数式で表現できるそうです。この二重振り子は、インターネットで検索すると、youtubeなどで30万回以上再生されている動画が出てきます。

今回のディレクター須山哲(さとし)さん(左)と中塚彩人(さいと)さん(右)

◆6期生初めてのポッドキャスト収録

今回、初めてのポッドキャスト収録に挑んだ、6期音声・映像実習班の面々。オープニングコントでは、山口章江さん、太平佳奈さん、中塚彩人さん、石井伸彦さんが合コンの男女を演じました。いつの間にかカオスの話題で盛り上がり、取り残された男が混乱する、という不思議なお話です。このオープニングは中塚さん、須山さんを中心に、全員で意見を出し合って作りました。

初めての収録の挑む6期音声・映像実習班

オープニングはリハーサルも一切無しの一発収録です。大成功の余勢をかって、本編の方も何とか時間内に収録を終えました。司会の2人は緊張で、しゃべりもカミまくりでしたが、初回にしてはなかなかの出来映えと満足の様子。これで、7月24日のサイエンスカフェも、千客万来となればよいのですが…。

カオス中塚(左)、スーザン須山(右)の迷コンビ?

第52回サイエンス・カフェ札幌「コミュニケーションする脳!?〜脳をカオスで語る〜」 、現在、全力で準備に取り組んでいますので、ぜひ会場にお越し下さい。では、7月24日土曜日16時半、紀伊国屋書店の前でお会いしましょう!