2021年9月7日(火)にオンライン開催されたシンポジウム「九州大学×科学コミュニケーション 伝える喜び、伝わる喜び ~双方向コミュニケーションの場を造る~」で、CoSTEPスタッフの小林良彦がCoSTEPに関する事例紹介を行いました。
このシンポジウムは九州大学社会連携推進室に科学コミュニケーション推進グループが設置されたことを記念するシンポジウムでした1)。小林は現在、このグループのアドバイザーを務めています。
CoSTEPの概要、CoSTEP本科ライティング・編集実習の紹介、サイエンス・カフェ札幌の紹介、そして、いくつかの課題と展望について話をしました。課題については、
- オンライン科学技術コミュニケーション活動メリット/デメリット?
- 科学技術コミュニケーターに求められるコンピテンシーとは?
の2点を挙げました。そして、CoSTEPではそれぞれについて、組織的に活動の評価を行い2)、新規オンライン活動の開発、実習・演習内容の改善に取り組んでいることや、カリキュラムの評価・改善を目指して、科学技術コミュニケーターや修了生への調査を進めていることを紹介しました3)。