実践+発信

「科学館通信」制作に向けて活動中

2010.12.10

「科学館通信」企画・制作実習は今年度新たに開講された実習科目で、札幌市青少年科学館の広報冊子を制作しています。メンバーは阿部、安倍、内野、数田、望月の5名です。3名の先生方と、科学館やデザイナーの方にも協力をしてもらって活動しています。

1年かけて1冊を作るので、他の実習と比べるとのんびり活動しているのではとお思いになるかも知れませんが、実際にはとても忙しいです。

冊子を作るにあたり、

他の科学館や博物館はどのような広報活動を行なっているかということや、対象とする読者(20代〜30代女性)はどのようなものを好むのかといったことを分析したり、

メンバー内で企画コンペを行ったり、

自分たちが読者に伝えたいことはなにかということをじっくり考えたりと、メンバーは頭をフル回転させてきました。

その結果、私たちは科学との出会いには、何かを感じて、驚いて、考えて、夢見ることの4つの基本要素があるという考えにたどり着きました。

そこで、「感じる」、「驚く」、「考える」、「夢見る」の4つの動詞をテーマに、科学館の豊富な展示や科学館スタッフの方々の運営にかける思い、科学の面白さを伝えることを目標に冊子を作ることに決定しました。

自分たちの思いをどのように表現すれば効果的に読者に伝わるかと悩むことも度々ありますが、そのつど、メンバーで話し合い、先生方に丁寧に指導していただくことで解決しています。

現在は、原稿はほぼ完成し、デザイナーの方にデザインの相談をしているところです。

完成は2011年の1月初旬を予定しています。お楽しみに!

(執筆:数田尚子(2010年度CoSTEP受講生))