2022年2月11日、CoSTEP研修科受講生の遠藤優さんが、札幌市街地に出没するヒグマについて市民-行政-専門家の意見交換の場として「さっぽろヒグマ市民会議」を主催し、無作為抽出により選出された12名の札幌市民が出席しました。会は完全オンラインで実施しました。
札幌市では近年、人の生活圏にヒグマが出没する事例が頻発し、道内外問わず多くの人々の関心を集めています。札幌市が制定する「さっぽろヒグマ基本計画」の改訂時期を迎えた今のタイミングで、市民会議を開催することにしました。このイベントが、今後の札幌市でのヒグマ管理・対策に向けた市民、行政、研究者の意見交換の場となり、そして市民一人ひとりが人とヒグマの問題を考えるきっかけとなることを期待して開催しました。
詳細な報告記事はこちらで公開しています。
開催情報
【タイトル】さっぽろヒグマ市民会議
【日 時】2022年2月11日(金・祝)9:00-16:00
【会 場】オンライン
【話題提供】
・佐藤 喜和さん(酪農学園大学 農食環境学群環境共生学類 教授)
・早稲田宏一さん(特定非営利活動法人EnVision環境保全事務所 研究員)
【進 行】遠藤 優(北海道大学理学院 博士後期課程1年/CoSTEP研修科受講生)
【主 催】
・理学院 科学コミュニケーション講座 科学技術コミュニケーション研究室 三上研究室
・北海道大学CoSTEP
【協 力】札幌市
この会は、三上直之 准教授(理学院 科学コミュニケーション講座 科学技術コミュニケーション研究室 三上研究室)と池田貴子 特任講師(北海道大学CoSTEP)の指導のもと開催しました。