実践+発信

2012年度の成果発表会と修了式を開催、65名が修了しました

2013.3.14

3月9日(土)、北海道大学学術交流会館において、2012年度の成果発表会と修了式が開催されました。

午前10時からはステージでの発表。本科のメディア実習(防災コミュニケーション、グラフィックデザイン、音声・映像制作、ライティング・編集)と、選科の集中演習(主にサイエンスイベントの企画・運営を学ぶ選科A、主にサイエンスライティングを学ぶ選科B)について、実習・演習で学んだこと、授業のプロセスや成果などが発表されました。
10分と短い時間でしたが、スライドと動きを組み合わせたり、動画を盛り込んだり、寸劇を入れたりと、工夫を凝らした発表もありました。また、道外からの受講生が多い選科では、ウェブを通じて今日のための準備を重ねてきていました。
受講生にとっては、自らの学習を振り返るとともに、他の受講生の学びについても知ることができ、互いの学びを共有する機会となったようでした。
午前9時からと、12時からは、学術交流会館1階ロビーで、ポスターを使った発表も行われました。メディア実習、選科集中演習、サイエンスカフェ実習のポスターが展示されました。研修科生や修了生が行っている活動についてのポスターも展示され、受講生たちは刺激を受けていたようです。また、道内外から多くの修了生が駆けつけてくださり、受講生同士だけでなく、受講生と修了生の交流も活発に行われていました。

最後を締めくくるのは、修了証書授与式。
同日に開催されたシンポジウムのゲストを務めてくださった栃内新先生(理学研究院教授)より祝辞をいただきました。
冷静に状況を判断し、笑顔でいるコミュニケーターになってほしい、というメッセージをこめ「Stay cool, Stay smile」という言葉を送っていただきました。そのあと、杉山滋郎CoSTEP代表より修了生ひとりひとりに修了証書が手渡されました。
 

「社会的役割としての科学技術コミュニケーター」として、笑顔で、冷静に、いろいろなところで活躍してくれることと期待しています。