実践+発信

2015年度受講説明会を開催しました

2015.4.11

北海道大学・科学技術コミュニケーター養成プログラム(CoSTEP・コーステップ)の受講説明会が2015年4月11日に開催されました。33名もの方が参加され、CoSTEPスタッフの説明に熱心に耳を傾けてくださいました。

                                    松王 政浩 CoSTEP代表/理学研究院教授

<!–2015年度CoSTEP受講説明会と、2014年度修了生(10期)による座談会の様子を映像で公開します。

_x000b__x000b_また説明会と座談会の質疑応答のテキストを末尾に掲載しておりますので、そちらでも確認できます。
–>_x000b__x000b_当日の配付資料はこちらよりダウンロードできます。

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※プレイリスト(右側の項目)が表示できない場合(iOS等、一部のモバイルデバイス)、こちらへアクセスしてください。

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●CoSTEP受講生応募スケジュール 
 申込の受付 2015年4月1日(水)~4月20日(月)正午 
 面接日時の発表(本科のみ)  4月23日(木)18:00
 面 接(本科のみ)      4月25日(土)または4月26日(日)
 合格者の発表(本科・選科)  4月29日(水)18:00
   授業の開始:5月16日(土)13:00~18:00
 応募フォームはこちら

_x000b_※募集に関するお問い合わせは、メールでCoSTEP事務室まで。

  office[at]costep.open-ed.hokudai.ac.jp([at]を「@」に変えてお送りください)。

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※プレイリストがうまく表示されない方は、ブラウザの表示サイズを変更してみてください。
あるいはブラウザそのものを変更するか、以下のリンクから御覧ください。
※特にMacでうまく表示できない方はFirefoxというブラウザ(無料)で表示してみてください。
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_x000b__x000b_■受講生説明会後の質疑応答

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Q:受講生を選考する際に、どのような多様性(学生や社会人の構成比率など)を想定していますか?

A:詳しくはお答えできませんが、なるべく偏らないよう配慮しています。

Q:学部生で、CoSTEPを修了できた例はありますか?
A:CoSTEPの対象受講生は学部卒業以上を目安にしていますが、毎年1~2名ほどの学部生が在籍しています。みなさん無事修了されています。
Q:CoSTEP修了生の具体的な進路はどのようになっていますか?
A:千差万別です。別の大学院に進学する方もいれば、企業や自治体に就職する方もいます。
Q:出席はどう判断しているのでしょうか?
A:講義は実際に出席していただくことで判断します。e-learningの出席に関しては受講生専用のウェブサイトを用意していますので、そちらで判断しています。
Q:選考の課題文は科学技術コミュニケーションに関わる問題について書くとありますが、それは科学技術コミュニケーションそのものについて書くのでしょうか?それとも科学技術コミュニケーションに関連する諸問題について書くのでしょうか?
A:後者になります。科学技術と社会が関連する問題について、ご自身の意見を書いてください。

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_x000b__x000b_■修了生座談会

本科・グラフィックデザイン実習を修了された池田貴子さん。

-私は選択実習としてリスクコミュニケーションを履修しました。福島に取材に行き、教室内だけでは学べない実践を伴う学びができました。

本科・対話の場の創造実習を受講された内山明さん。

-CoSTEPは多様な人が一緒に学べるのが大きな魅力です。終了後も交流があり、このような出会いが得られたのは1つの収穫でした。

選科Bを受講された中村佳代さん。

-社会人になってから、「書く」という機会はなかなかありません。このコースでは、元新聞記者の内村先生から直接指導を受けるという貴重な機会があり、また受講生どうしで互いに批評しあいながら文章のブラッシュアップをすることができました。たった3日間の演習ですが、自分の文章が大きく変わり、そして冊子という形になった、ということが何よりうれしかったです。大人になってからの学びの楽しさを実感しました。

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_x000b__x000b_■修了生座談会後の質疑応答

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Q:修了生のみなさんは今後の進路についてどのように考えていますか?
A1:もともとは自分の専門分野に関連する職種を志望していましたが、科学に関する記者や広報などの仕事も視野に入れ、就職活動をするようになりました。
A2:科学技術コミュニケーターを目指していたわけではないのですが、学ぶ内に新しい軸ができて、科学技術コミュニケーションの新しい視点を持つことができました。CoSTEPで得られたコミュニケーション能力はどの職種でも活かすことができると思います。

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_x000b__x000b_■4月15日開催 受講生説明会後の質疑応答

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Q:修了に必要な条件を教えてください。

A:講義に関してはモジュールごとのレポート課題8本を提出していただくことで評価します。本科の演習と実習については7割以上の出席が必要です。選科の演習A及び演習Bについては全日程の出席が義務付けられています。

Q:デザイン実習のワークショップとポスター制作は年間どれくらい行いますか?
A:受講生の希望に合わせていますが、過去の実績でいうとワークショップは1~2回で、ポスター制作は6回程度行っています。
Q:本科実習の4科目は1つしか選択できませんが、希望が通らないことはありますか?
A:どの科目も定員を決めているので、第一希望に添えないことがありますが、なるべく第一希望を尊重するようにしています。
Q:選科の演習A及び演習Bは両方とも受講することはできるのでしょうか?
A:どちらか一方になります。
Q:本科のデザイン実習はデザイン系のソフトを使ったことがなくても受講可能ですか?
A:デザイン実習の講義はデザインを通じた科学技術コミュニケーションについての内容がメインとなっています。そのため、ソフトの基礎的な使い方を教えることは行っていません。ソフトの使用経験がないのであれば、自主的に学んでいただくことになります。

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_x000b__x000b_■3月28日開催 東京説明会の質疑応答

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Q:CoSTEPに応募する際に提出する志望理由や課題文ではどういった内容でアピールしたらよいでしょうか。
A:CoSTEPでは事前にどのような内容を書けばよいかといった個別の相談は行っていませんので、受講を希望した動機をそのまま記載してください。提出された文章の内容及び論理展開を踏まえて総合的に判断します。

課題文のテーマについては、応募フォームに記載してありますので、それを確認してからお書きください。

なお、文章を書く場合は応募フォームに直接入力するのではなく、ワードやテキストエディタで用意してから貼り付ける方法を推奨します。ブラウザを誤って閉じたり、戻るボタンを押したりすることで、途中まで書いた文章が消えてしまう恐れがあるためです。

Q:志願者数と受講者数のデータは公開されているのでしょうか。
A:CoSTEPでは当該データを公開していません。

なお、募集人員として本科20~30名、選科30~50名と定めておりますが、これを下回る志願者数であっても、全員が受講できるわけではありません。応募フォームにて提出された内容及び面接(本科のみ)で、総合的に判断しています。

Q:修了者数と修了率のデータは公開されているのでしょうか。
A:CoSTEPでは当該データを公開していません。

基本的には毎年多くの受講生が修了されていきますが、お仕事の都合やご病気といった環境の変化によって仕方なく受講をお辞めになる場合があります。また、演習A及び演習Bといったスクーリングを要する講義に参加できず、修了できないといったケースもあります。

Q:e-learningの映像はダウンロードした後にオフラインで試聴することはできるのでしょうか。
A:セキュリティの理由によりダウンロードはできないため、オンライン上で視聴してください。
Q:選科の演習A及び演習Bはどちらかを選択する必要がありますが、選ばなかった方を後からe-learningで視聴することはできるのでしょうか。
A:演習Aについては受講生全員が視聴できるようになっています。また、facebook上で展開している“CoSTEP_note”や“CoSTEP_PR”で、演習の様子を公開しますので、それらをご覧になっていただくことで当日の雰囲気や活動内容が分かるようになっています。

演習Bについては視聴できませんが、成果物である電子書籍のデータを公開しますので、それを閲覧することは可能です。また、演習の中で使用したスライドを閲覧したいといった要望があれば、個別に対応します。

Q:選科の演習A及び演習Bをどちらも履修したい場合は2年がかりで受けることは可能でしょうか。
A:CoSTEPは一年間のカリキュラムで修了するように設計されていますので、現状ではそういった制度はありません。

再受講して、一年目に履修していない方の演習を受けることは可能ですが、それ以外の講義が免除されることはありません。なお、CoSTEPの講義は毎年内容が変わりますので、一度受けた講義を学び直しても無駄になるということはありません。

Q:社会人の場合、仕事の繁忙期とモジュールで出される課題の提出時期が重なる可能性があるのですが、課題が出されてから締め切りまでのスケジュールはどのようになっているのでしょうか。
A:課題提出は25日後となっています。早めに提出することも可能です。お仕事の状況を考慮して、余裕を持って課題を進めてください。