実践+発信

新しい高大連携のあり方を追究する「WEEKDAY CAMPUS VISIT」についての講義と実践見学のご案内【北大教職員/CoSTEP修了生受講生向け】

2015.12.2

CoSTEPでは、科学技術コミュニケーション実践の一環として、高大連携の取り組みを行っております。その中の一つに、NPO法人NEWVERYの主催する「WEEKDAY CAMPUS VISIT」への協力があります。

「WEEKDAY CAMPUS VISIT」(WCV)とは、高校生のキャリアデザインを支援することを目的とし、「大学とは、高等教育とはどのようなものであるか」という問いについて高校生が主体的に「仮説」を立て、それを「検証」するために、(オープンキャンパスなどではない)普段の大学の授業を体験する機会を設けるものです。

(※くわしくはこちらを参照。また、昨年度の北海道大学での実施報告記事はこちら。)

今年度の科学技術コミュニケーター養成プログラムでは、12月5日(土)にこのWCVのプロデューサーである倉部史記さんをお招きし、WCVなどの実践事例を紹介してもらいながら、科学技術コミュニケーション実践の対象としての「高校生」や「高等学校」について考える講義を開講します。

WEEKDAY CAMPUS VISITプロデューサーの倉部史記さん

さらに12月11日(金)には、CoSTEPがNEWVERYの主催に協力する形で、北海道大学にてWEEKDAY CAMPUS VISITを開催します。

WEEKDAY CAMPUS VISITの様子 1

WEEKDAY CAMPUS VISITの様子 2

WEEKDAY CAMPUS VISITの様子 3

貴重な機会ですので、北海道大学の教職員ならびにCoSTEPの修了生のみなさんに上記講義ならびにWEEKDAY CAMPUS VISITを見学していただきたいと考えております(後者は今年度のCoSTEPの受講生も)。人数に限りはありますが、ご興味がおありの方はぜひご参加ください。

(1)CoSTEPの講義見学について

タイトル:「高校生」と「高等学校」を理解する

内容:科学技術コミュニケーターの実践のターゲットの一つに「高校生」が挙げられます。しかし、たとえば科学館や科学イベントの主要な客層は小学生やその親の世代であり、高校生との接点をなかなか持ちづらいという現状があります。大学広報や高大連携などの分野で豊富な経験を持つ講師が、個人としての高校生、組織としての高等学校をコミュニケーターがどのように理解し、どのような関係性を構築していけば良いのかといった点について解説します。

講師:倉部史記さん(NPO法人 NEWVERY WEEKDAY CAMPUS VISITプロデューサー)

日時:12月5日(土)13:00~14:30

場所:高等教育推進機構 N281

対象:北海道大学の教職員、CoSTEPの修了生

定員:15名(先着順/定員に達し次第締切/CoSTEP受講生を除く)

申込締切:12月5日(土)10:00

申込方法:以下のフォームよりお申し込み下さい。

http://goo.gl/forms/BsSwccZikU

(2)WEEKDAY CAMPUS VISTの見学について

内容:WCVガイダンス(午前)ならびに振り返りワークショップ(午後)の見学

コーディネーター:倉部史記さん(NPO法人 NEWVERY WEEKDAY CAMPUS VISITプロデューサー)

日時:12月11日(金) 9:00~10:15ならびに16:30~18:00(予定)

場所:北海道大学札幌キャンパス内(教室未定)

参加する高校生:16名(予定)

対象:北海道大学の教職員ならびにCoSTEPの受講生、修了生(できるだけ上記12月5日の講義を見学すること)

定員:10名(先着順/定員に達し次第締切)

申込締切:12月10日(木)23:00

申込方法:以下のフォームよりお申し込み下さい。

http://goo.gl/forms/XuuO3m07cu

備考:当日スケジュール、開催場所、見学内容詳細については見学を受け付けた方に別途お知らせします。

問い合わせ先:CoSTEP教員 石村源生 ishimura[at]costep.open-ed.hokudai.ac.jp (※[at]を@に変えて送信)