実践+発信

立命館慶祥SSH(スーパーサイエンスハイスクール)運営指導委員活動報告

2016.3.25

CoSTEPでは、高大連携の活動の1つとして、江別市にある立命館慶祥中学校・高等学校のSSH運営指導委員を毎年、スタッフが務めています。 2015年度は、葛西奈津子(CoSTEP特任准教授)が運営指導委員として運営指導委員会とSSH課題研究発表会に出席し、また葛西・種村剛(CoSTEP特任助教)の2名で課題研究論文の指導を行いました。

 

スーパーサイエンスハイスクール(SSH)とは、文部科学省より指定を受けた高等学校等において、国際的な科学技術関係人材を育成を目指し、学習指導要領によらないカリキュラムの開発・実践や課題研究の推進、観察・実験等を通じた体験的・問題解決的な学習等、先進的な理数教育を実施する事業です。SSHとして、とくに大切な活動の1つが課題研究です。

課題研究とは、社会課題や学術課題に対してそれぞれの生徒がリサーチクエスチョンを設定し、研究に取り組み、r論文にまとめるものです。SSH課題研究発表会(2015年12月15日)では、ステージ発表とポスター発表が行われました。

パワーポイントでスライドを用意し、大きなスクリーンを使って発表する生徒

CoSTEPでは今年、立命館慶祥高等学校でのSSH教育活動への協力として、課題研究論文の指導・添削を行いました。事前にSSH担当の先生から3年生の生徒の論文初校を送っていただき、添削しました。その上で、実際に立命館慶祥高等学校を訪問し(2016年1月28日)、短い講義と個別指導を行いました。

講義のようす


立命館慶祥高等学校のSSH事業について