北海道大学CoSTEP(コーステップ)のカリキュラムは、「本科」と「選科」があり、どちらも5月から翌年3月まで、約10カ月のコースです。
本科は原則として水曜(18:30〜20:00)と土曜(10:00〜14:30)の授業に出席し、科学技術コミュニケーションをじっくり学びます。選科はe-learningを中心に学び(もちろん教室でも受講できます)、実際に北大で行われる3日間の集中演習に参加します。
2017年4月1日より、応募フォームと募集要項を公開します。公開に先立ちまして、応募に必要最低限の情報を事前にお知らせします。
■応募資格
大学を卒業した方、またはそれと同等のリテラシーを有する方。
文系・理系・年齢・職業などは問いません。学部生でも受講できます。
■募集定員
・本科 20〜30人
・選科 30〜50人
■一次募集
・募集期間 :2017年4月 1日(土)〜4月17日(月)正午締切
4/1に応募フォームがこのWebサイトから公開されます
・選考結果発表:2017年4月26日(水)
・選考 書類選考と面接(選科の場合は書類選考のみ)により決定します
※二次募集は、4月21日(木)にCoSTEPウェブサイトでお知らせします
一次募集で定員に達した場合、二次募集は行いません
■受講説明会
・札幌会場:北海道大学学術交流会館(札幌市北区北 8条西5丁目)
2017年4月6日(水)18:30~20:00
2017年4月9日(土)13:00~15:30 (修了生による座談会を予定)
・東京会場:北海道大学東京オフィス(千代田区丸の内1-7-12サピアタワー10階)
2017年3月27日(月)18時半~19時半(修了生による座談会を予定)
■カリキュラム
今年も充実した内容を準備して皆さんの応募をお待ちしています。詳しい内容は4/1に公開する募集要項に
記載します。また2016年度のカリキュラムもご参考ください。
◆本科| 講義+演習+実習
教室に通って総合的な力を身につけます。
◆選科| 講義+集中演習
e-learning視聴と3日間の集中演習を組み合わせた、忙しい方でも受講しやすいコース。
・講義(本科・選科必修)原則として土曜13時〜14時半(一部、変更の可能性もあります)
各界の第一人者が毎回90分の話題提供。サイエンスライター、科学ジャーナリスト、科学技術政策や
理科教育の専門家、社会問題に取り組む研究者、研究広報担当者、人材育成の専門家など多彩な講師陣が
授業を展開します。
・実習(本科のみ必修)
大学の研究活動を題材にしたサイエンス/ライティングや広報媒体の作成、Webデザイン、
グラフィックデザイン、映像メディア制作、サイエンスカフェ、アートを使ったプロジェクト等を実践。
ソーシャルメディアを利用した実践の機会も用意されています。
実習は一つしか受けられません。各実習の内容は、4/1に公開する募集要項に記載します。
・選択実習(本科・選科 任意参加)
福島でのリスクコミュニケーション活動に実際に参加する実習や、図書館の関係者などにインタ
ビューする実習など、様々なカリキュラムが用意されています。。
・演習(本科のみ必修)原則として水曜18時半〜20時(一部、変更の可能性もあります)
サイエンスライティングやプレゼンテーション、Webデザインやアート、データ表現、Web表現など
科学技術コミュニケーターとしての活動に必要な知識とスキルを専任スタッフが直接指導します。
・選択演習(本科・選科 任意参加)
ファシリテーションや映像制作、講義を振り返るためのグループワークなど、科学技術コミュニケーター
として学んでおきたい知識やスキルを、特にワークショップ形式による演習で身につけます。
・集中演習(選科のみ必修)
選科は集中演習でサイエンスイベント(A演習 8/25〜8/27金~日)の制作、またはサイエンスライティング
(B演習 10/7〜10/9土~月)のどちらか1つを必ず選びます。集中演習は3日間北海道大学で行います。
札幌キャンパスに来て仲間とともに集中的に学びます。
■受講料
・一般の方 本科:48,000円 選科:23,000円
・北海道大学在学中の方 本科:20,000円 選科:10,000円
■応募フォームの内容に関して
2017年4月1日にCoSTEPのWebサイトから公開される応募フォームでは、氏名、生年月日などの個人情報
や、本科応募の方は希望する実習や面接時間、そして選科応募の方はA、Bどちらの演習を希望するかと
いった内容を入力します。また顔写真の画像ファイルが必要となります。
応募フォームでは、以下のような志望理由と、課題文を記入する欄がありますので、参考までに、内容に
ついてあらかじめ公開します。
・志望理由書
北海道大学科学技術コミュニケーター養成プログラムで学びたい理由、学びたいこと、また、修了後
学んだことをどう活かそうと考えているかの3点を整理し、以下に記してください(500字程度)。
・課題文
科学技術コミュニケーションに関わる問題を1つとりあげ、解決へ向けて自分がどんな役割を果たし
たいか述べてください。(800字程度)。
■開講特別プログラム
5月13日(土)と14日(日)の2日間に渡って行われます。以下の内容を予定しています。
※参加は修了要件ではありません。
◆開講式
・日時:2017年5月13日(土)13:00~18:00
・場所:北海道大学工学部フロンティア応用科学研究棟鈴木章ホール
※開講式・特別講義・ガイダンスは、後日e-learningで配信します。
・特別講義:「科学とアートのコミュニケーションが始まる。」
ゲスト:大友 良英 氏(札幌国際芸術祭2017ゲストディレクター/音楽家)
・ガイダンス
・ウェルカムパーティ
◆初回講義+ワークショップ
・日時:2017年5月14日(日)10:00~16:30
・場所:理学部5号館5-201教室ほか
・講義モジュール1-1:「科学技術コミュニケーション概論(仮)」
講師:川本 思心(理学研究院/CoSTEP准教授)
※本講義については今後の他の講義と同様,後日e-learningで配信します
・オープニング・ワークショップ
4〜5名程度のチームに分かれ、それぞれ科学技術コミュニケーションに関する何らかの
プロジェクトを企画するワークショップです。
■連絡先
募集に関するお問い合わせがある場合は、メールでCoSTEP事務室
costep_office [at] ml.hokudai.ac.jp までお寄せください([at]を「@」に変えてお送りください)。
以下の紹介動画(37秒)も参考になさってください。