実践+発信

ラジオ53:20061021

2006.10.21

 

人工衛星と探査機を使って惑星を研究

タキィのやさしイングリッシュ sun

ニューステップ 家庭から油を回収してバイオディーゼル燃料をつくる試み

研究室に行ってみよう 北海道大学大学院理学研究院 渡辺重十先生

科学の達人 世界で初めて真空を作った科学者トリチェリ

今週の「研究室にいってみよう」は、北海道大学大学院理学研究院の渡部 重十(しげと)先生です。

インタビューをしてくれたのは、札幌市立新川中央小学校5年生の高橋 舞雪ちゃんと江端 蘭々子ちゃん。CoSTEP受講生の伊藤寛五君も質問に加わりました。

宇宙飛行士の試験に応募したこともあるという渡辺先生は、宇宙の仕組み、中でも特に地球、金星、火星など太陽のまわりをまわる惑星について調べています。

そのために「人工衛星」や、他の惑星にまで行って観測をしてくる「探査機」を使っているのですが、先生の机の上のパソコンからも探査機の操作ができるのだとか。

インタビューでは火星探査機の「のぞみ」で実際に起きた装置の故障についても話して下さいました。

また先生が使っている人工衛星はオーロラの観測を行っていて、最近は太陽の変化からオーロラの発生を確実に予測することもできるそうです。

実は「札幌の藻岩山からもオーロラが見える」という驚きのお話も聞けますよ。

最後に子どもたちのご家族も一緒に全員で記念写真を撮りました。