午後の部には、場所を札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)ステージコーナーに移動し、「さっぽろサイエンスクイズ」を開催しました。札幌に関するクイズを通して、身近な札幌という街の魅力を発見し、興味を持ってもらうことを目指したイベントです。予想を上回る50名の子供たちが参加してくれて、大いに盛り上がりました。
河合美典(北海道大学薬学部薬科学科4年)
「さっぽろサイエンスクイズ」
クイズは全て2択問題で、正解した子にはシールを渡します。そのシールを全て集めて台紙に貼ると札幌市の形が出来上がるようにしました。
出題内容は中島公園の歴史に関する問題や、区の大きさ、札幌市の人口に関するものなど様々で、大人でも頭を悩ませるような問題もありました。子どもたちも、保護者の方々も、真剣に考えてくださいました。
クイズに正解し、シールを手にした子供たちは大喜びです。不正解だった子どもたちも次の問題に向けて気合十分です。
5問のクイズを終え、全問正解の子が二人いました。小学生なのにとてもよく札幌のことを知っていて驚きました。
二人にはさっぽろマスターと書かれた特別なシールをプレゼントしました。
最後には今回出題したクイズと答えが書いてあるカードと、正解者に配布したシールの詰め合わせを参加してくれた子供たち全員に手渡し、ステージコーナーを締めくくりました。
当日は他の実習班から、安孫子さん、片島さん、金澤さん、越谷さん、関根さん、古澤さんに手伝っていただきました。当日参加してくださった子どもたちと保護者の皆様にも、この場を借りて感謝申し上げます。本当に
ありがとうございました。
子どもたちが楽しそうに札幌について学んでいる姿を見て、一生懸命準備してきた実習メンバー一同とても嬉しく思いました。受講生による実践はこれが初めての機会だったので、至らない点もありました。イベントは参加者にとっては一度きりの貴重な時間なので、参加者全員が楽しく、学び多い機会となるようなイベントづくりをこれからも心がけたいと思います。
また、今回のサイエンスパークの企画・準備・当日の運営を通して、私達自身も今まで以上に札幌の魅力を発見できました。今後の実習では今回の経験を生かして、札幌の魅力をさらに可視化できるような作品づくりをしていきたいです。
関連報告は以下のリンクをご参照ください。