12月6日、国際本部で留学生を対象に開講されている上級総合科目「北海道大学を、もっと知ろう」の最終回を行いました。10月中旬から始まったこの授業では、北海道大学の特徴を留学生からの視線で捉え、独自の表現方法で「北大グッズ」を作ることに挑戦しました。グッズといえば「もの」のことを思い出しますが、それに限らず「こと」までをグッズの範囲として考え、幅広く北大の魅力を伝えるための「もの・こと」を考えて、実際にサンプルまでつくることを目指しました。中国、台湾、ハワイから来た4人の学生が、それぞれが持つ興味や特技、感性を生かしたグッズ制作に取り組みました。
3回目の授業での集合写真。北大のロゴをみんなでアレンジし、発表したアイデアに関して意見交換をしました
「もの」として、「こと」としてのグッズ関する説明
アイデア出しを行なっている様子
資料調査として一環として実際にインタビューをしたり、撮影をすることを重ねながら、表面的な北大像だけでなく、北大に在籍する「留学生だからこそ感じられる北大」のことを再発見しました。発見したことを、表現方法や発表するメディアを考えながらアウトプットできる形にしていきます。試作品をつくることでより現実味のあるプレゼンテーションになり、個性豊かな企画の発表会になりました。
北大の「音」に注目し、自然の中で生活する様を音で記録し、配信する方法を考えた張楊林さん
北大の留学生に、北大の好きな場所とおすすめのメニューをインタビューして、
その結果を電子パンプレットに仕上げた張紅宇さん
(コップのフチ子のような)北大の学生をイメージしたキャラクター人形を制作した白佳召さん
写真は名物授業「蛙学の招待」をモチーフにした試作品