2017年8月19~20日(土・日)10時~17時にかけて、中央ローンで本を貸し出し、外で読んでもらうイベント「PICBOOK」を開催しました。主催はCoSTEPの「札幌可視化プロジェクト」実習)一同です。
中央ローンの真ん中に、「札幌可視化プロジェクト」実習イメージカラーである黄色いテントを基地として設営し、16個のキーワードで選んだ本のキットを並べました。本の各セットは、札幌や札幌国際芸術祭2017に関係する画集やアーティストの著作と、その本と一緒に読んでほしい本を組み合わせました。PICBOOKと書かれたバックには、キーワードが書かれたタグと、おすすめの言葉と、紹介する作家の代表作が印刷されたタグがついています。
参加者は、キーワードでキットを選び、バックの中に入っている本2冊を、一緒に添えてあるレジャーシートを使って芝生で自分なりの方法で楽しんでもらいました。貸出中のバックは、このボードに白く表示する形で運営しました。
楽しみ方、様々
来場者の楽しみ方も個性豊かでした。
本を撮る
また、バックには自分ならではの本の表紙を作れるフォトカードが入っていました。こちらは参加者へのプレゼントです。PICBOOKのロゴで切り抜いた黄色のハガキは、札幌にある様々なテクスチャーを切り抜いて写真を撮れるフレームとして使えます。札幌に関連する作家の本に出会った後、実際に作品を見に行き、それを写真で記録してみる、なんて使い方もできるかもしれません。まずは、フォトカードを中央ローンで、楽しんでもらいました。
最後に、バックを返す際に、体験した本に対してコメントを書いていただきました。日本語はもちろん、中国語や韓国語、英語で感想を残してもらえました。「芝生で体験する本」は、他で読むことより特別な時間だったという感想や、癒しをもらったという意見、自分では手に取らないような本に出会えたという言葉などをいただきました。
天気にも恵まれ、参加者の方々には芝生で川や風の音を聞きながら、本に集中する時間を過ごしていただきました。アートを軸に、非日常の空間で本に出会う、新しい読書体験を味わっていただけたことは何より嬉しいことです。「札幌可視化プロジェクト」実習では、今回の実践をベースにし、バックのバリエーションを増やすなどして、札幌のアートをどんどん可視化していく予定です。今後、PICBOOKの体験機会を増やしていければと思っています。
PICBOOKに参加してくださったみなさま、ありがとうございました。
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