実践+発信

市電イベント「夜の遠足-99年目の市電に乗ろう!」を開催しました

2017.2.6

2017年2月3日、CoSTEPの「札幌可視化プロジェクト」実習主催の市電イベント、「夜の遠足-99年目の市電に乗ろう!」を行いました。市電を貸し切って、市電を楽しみながら市電についてより知るためのイベントです。CoSTEPの受講生だけでなく、札幌国際芸術祭の準備をしている市電プロジェクトのメンバーや、その友人も集まり、幅広い参加者とイベントを進めました。

集合はススキノ駅。貸切市電専用電停で乗車します。普段と違う体験で、参加者の楽しそうな笑顔が印象的でした。

イベントの進行は「可視化」のメンバー、社会人の松林さんです。案内されたグループごとに市電に乗車し、市電の説明を受けます。市電の中吊り広告も全てCoSTEPの「札幌可視化プロジェクト」が時計台で開催している「「 」でみるさっぽろ」の広告でした。グループのテーブルの上にはサプライズで、お菓子や飲み物、休憩後に使う市電のマップなどが置いてありました。

貸切市電は、電停に停車はしますが乗り降りはしないため、普段よりゆっくり走ります。窓の外にゆっくり流れる風景を眺めながら、市電に関するクイズを出して行きました。クイズは「ニシヨンチョウメから西八丁目までの距離」「市電の曲がり角の数」、「札幌市電の路線が最も長かったときの延長は何キロ」など、市電についてより知ることができる情報がベースになったクイズでした。

クイズに集中し、答えを考え、参加している参加者

クイズが終わるごろ、早くも電車事業所に着きました。ここでお手洗い休憩を設けます。休む一方で、車庫でしか見られない除雪市電の車両をみて特別な写真(!)を撮るなど、充実な休み時間を過ごしました。

休み時間が終わると、今度は市電の歴史についてより詳しく知る時間を設けます。1918年、1935年、1974年、2017年の地図をそれぞれ渡し、札幌のまちづくりと市電との関係を話し合いました。今の地下鉄の路線が昔は市電の路線になっていて、北大まで広がっていたことに北大の学生は驚いていました。

クイズや地図からの情報を元に、「今日市電で発見したこと」と、「こうなって欲しい市電」のことを付箋に書き込んでもらい、共有しました。

グループ代表として、可視化実習のメンバーが意見をまとめて共有しました。

有料イベントで、大雪の中にも関わらず多くの参加者にお越しいただき、市電の中の特別な思い出を作ることができました。生活に関わっていなければ乗ることのない市電。ループ化されてから札幌の街並みを楽しむための手段にもなってきました。札幌の変化を引っ張り、共に歩んできた市電。今後も、変わらぬ姿で札幌を走って欲しいです。

ご参加のみなさん、ありがとうございました!