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かがく探検隊コーステップ アーカイブ #1~#50

2023.5.25

CoSTEPが制作したこども科学バラエティ番組「かがく探検隊コーステップ」。

小学生リポーターが研究者にインビュー、昔からあることわざをサイエンスで解説、気になる科学ニュース、季節の天文コラムなど盛りだくさん。
このページでは、過去に放送された番組をアーカイブとしてまとめました。

ご聴取は、各項目の▶ボタンからどうぞ。

かがく探検隊コーステップ アーカイブ #1~#50(このページ)

かがく探検隊コーステップ アーカイブ #51~#100

かがく探検隊コーステップ アーカイブ #101~150

かがく探検隊コーステップ アーカイブ #151~#208

かがく探検隊コーステップ ラジオアーカイブス #1~#4

#1~

かがく探検隊コーステップ #1(2005.10.8)

科学ことわざ辞典 夕焼けは晴れ

研究室に行ってみよう 羽部朝男先生の研究室(北海道大学 理学研究科)

最近気になる科学のニュース アスベスト

タキィのやさしイングリッシュ mobile phone

見上げてごらん夜の星を 金星

かがく探検隊コーステップ #2(2005.10.15)

科学ことわざ辞典 サバを読む

研究室に行ってみよう 栃内 新 先生の研究室(北海道大学 理学研究科)

最近気になる科学のニュース ノーベル賞

タキィのやさしイングリッシュ water

見上げてごらん夜の星を お月見

かがく探検隊コーステップ #3(2005.10.22)

科学ことわざ辞典 青菜に塩

研究室に行ってみよう 鎌田このみ先生の研究室(北海道大学 遺伝子病制御研究所)

最近気になる科学のニュース ブログ

タキィのやさしイングリッシュ sky

見上げてごらん夜の星を オリオン座流星群

かがく探検隊コーステップ #4(2005.10.29)

科学ことわざ辞典 ツバメが低く飛ぶと雨

研究室に行ってみよう 清水 宏 先生の研究室(北海道大学 医学部)

最近気になる科学のニュース 笑い療法士

タキィのやさしイングリッシュ heart

見上げてごらん夜の星を 火星

かがく探検隊コーステップ #5(2005.11.5)

科学ことわざ辞典 一日一個のリンゴは医者を遠ざける

研究室に行ってみよう 田村 守 先生の研究室 (北海道大学 電子科学研究所)

タキィのやさしイングリッシュ snow

見上げてごらん夜の星を 夜空の星を見るなら冬が一番

かがく探検隊コーステップ #6(2005.11.12)

研究室に行ってみよう マンモス大特集: なぜ“マンモス”という名がついた? などなど。福田正己先生(北海道大学低温科学研究所)の話を北海道大学総合博物館で聞きます。

タキィのやさしイングリッシュ iron

最近気になる科学のニュース 日本の気温がこの100年で1.06度上がった

かがく探検隊コーステップ #7(2005.11.19)

特集:サイエンス・カフェ「世界遺産と科学」

「世界遺産と科学」をテーマにCoSTEP主催で11月12日に札幌で開催されたサイエンス・カフェのエッセンスを、特集でお送りします。ゲストの池上重康さん(北海道大学工学研究科)が、“世界遺産”についての新しいイメージを提供してくださいます。コーヒーの香り漂うなかでの、楽しいトークをお楽しみ下さい。

かがく探検隊コーステップ #8(2005.11.26)

科学ことわざ辞典 大根役者

研究室に行ってみよう 南田公子先生の研究室(北海道産学官協働センター(愛称「コラボ北海道」))

最近気になる科学のニュース 文部科学省が鳥インフルエンザについての研究を支援

タキィのやさしイングリッシュ TV

見上げてごらん夜の星を すばる

かがく探検隊コーステップ #9(2005.12.3)

科学ことわざ辞典 笑いは百薬の長

研究室に行ってみよう 長田義仁先生の研究室(北海道大学理学研究科)

最近気になる科学のニュース 水産庁が越前クラゲの対策チーム

タキィのやさしイングリッシュ twinkle

見上げてごらん夜の星を シリウス

かがく探検隊コーステップ #10(2005.12.10)

科学ことわざ辞典 早起きは三文の得

研究室に行ってみよう 上田哲男先研究室に行ってみよう生の研究室(北海道大学電子科学研究所)

タキィのやさしイングリッシュ mouse

見上げてごらん夜の星を 小惑星探査機はやぶさ

#11~

かがく探検隊コーステップ #11(2005.12.17)

特集:サイエンス・カフェ「サンタのふるさとの科学教育」

「サンタのふるさとの科学教育」をテーマにCoSTEP主催で12月17日に札幌で開催されたサイエンス・カフェのエッセンスを、特集でお送りします。ゲストの池田文人さん(北海道大学高等教育機能開発総合センター)が、学力調査でトップレベルの成績をおさめている国、フィンランドの科学教育についてお話しくださいます。サイエンス・カフェの中で実際にフィンランド流の教育を体験している子どもたちの声も聞こえてきます。

かがく探検隊コーステップ #12(2005.12.24)

特集:ことし気になった科学のニュース

コーステップの教員と受講生が出演。けらま諸島で見たクジラ、二足歩行ロボット、国際物理年、コウノトリ、ディープインパクト計画、探査機はやぶさ、などが話題にのぼります。

かがく探検隊コーステップ #13(2006.1.7)

科学ことわざ辞典 寝る子は育つ

研究室に行ってみよう 安住 薫 先生の研究室(創成科学共同研究機構)

最近気になる科学のニュース 船の塗料に使われている化学物質がサンゴの生育に影響

タキィのやさしイングリッシュ tomato

見上げてごらん夜の星を 土星

かがく探検隊コーステップ #14(2006.1.14)

科学ことわざ辞典 鏡餅割れ多ければ豊作

研究室に行ってみよう 寺沢 実 先生の研究室(農学研究科)

最近気になる科学のニュース 住宅耐震補強工事

タキィのやさしイングリッシュ dog

見上げてごらん夜の星を 満月

かがく探検隊コーステップ #15(2006.1.21)

特集:サイエンス・カフェ「もしものときの科学 〜地震津波防災について」

「もしものときの科学 〜地震津波防災について」をテーマにCoSTEP主催で1月14日に札幌で開催されたサイエンス・カフェのエッセンスをお送りします。ゲストは笠原 実さん(北海道大学大学院理学研究科教授/地震火山研究観測センター長)+ 谷岡勇市郎さん(北海道大学附属地震火山研究観測センター助教授)です。

かがく探検隊コーステップ #16(2006.1.28)

タキィのやさしイングリッシュ ear

科学ことわざ辞典 三つ子の魂、百まで

研究室に行ってみよう 淺野行蔵先生の研究室(農学研究科)

見上げてごらん夜の星を 満月

かがく探検隊コーステップ #17(2006.2.4)

タキィのやさしイングリッシュ thunder

科学ことわざ辞典 火事場の馬鹿力

研究室に行ってみよう 中垣俊之先生の研究室(創成科学研究機構)

最近気になる科学のニュース 風力発電

かがく探検隊コーステップ #18(2006.2.11)

タキィのやさしイングリッシュ bear

科学ことわざ辞典 百聞は一見に如かず

研究室に行ってみよう 井ノ口仁一先生の研究室(北海道大学薬学研究科)

見上げてごらん夜の星を 金星最大光度

かがく探検隊コーステップ #19(2006.2.18)

特集:サイエンス・カフェ「雪の有効利用」

雪まつりが行われるこの時期、札幌市民の皆さんは、雪の美しさと大変さを同時に体験しているかもしれません。今回のサイエンス・カフェ札幌では、雪の有効利用を追究している研究者と実践家をゲストにお招きして、お話しをうかがいます。雪エネルギーの可能性を、皆さんとの議論を交えながら探っていきます。

かがく探検隊コーステップ #20(2006.2.25)

タキィのやさしイングリッシュ coffee

科学ことわざ辞典 春眠暁を覚えず

研究室に行ってみよう 船水尚行先生の研究室(北海道大学工学研究科)

見上げてごらん夜の星を 冬の大三角形

#21~

かがく探検隊コーステップ #21(2006.3.4)

タキィのやさしイングリッシュ bread

科学ことわざ辞典 三寒四温

研究室に行ってみよう 永田晴紀先生の研究室(北海道大学工学研究科)

見上げてごらん夜の星を M42 オリオン大星雲

かがく探検隊コーステップ #22(2006.3.11)

タキィのやさしイングリッシュ helicopter

教えて!サイエンス観光マップ サッポロビール博物館

研究室に行ってみよう 青沼仁志先生の研究室(北海道大学電子科学研究所)

見上げてごらん夜の星を 世界で一番速いもの:光

かがく探検隊コーステップ #23(2006.3.18)

タキィのやさしイングリッシュ space

教えて!サイエンス観光マップ ねこぽろ

研究室に行ってみよう 山本哲生先生の研究室(北海道大学低温科学研究所)

見上げてごらん夜の星を 星になった坂本九

かがく探検隊コーステップ #24(2006.3.25)

CoSTEP第一期生修了記念大特集:わたしは科学のここが好き。

放送時間も60分!木村隆夫さん(修了生)、三上直之さん(スタッフ)、佐藤祐介さん(スタッフ)、斎藤拓男さん(修了生)、岡橋毅さん(スタッフ)、斎藤有香さん(修了生)、渡辺和郎さん(修了生)、大野麻里さん(NPO法人さっぽろ村コミュニティ工房スタッフ)が出演し、科学の好きなポイントを語ります。

かがく探検隊コーステップ #25(2006.4.8)

特集:サイエンス・カフェ「いまさら聞ける!?DNA」

3月10日に行われたサイエンスカフェ札幌「いまさら聞ける!?DNA」の特集番組です。北海道大学の若手研究者が基礎の基礎から最新の話題まで,遺伝子とDNAにまつわるお話を紹介。メインスピーカー2人と6人のファシリテーターが話題提供、スーパーバイザーの生物学者が何でも質問に答えます。今回のサイエンス・カフェはCoSTEPの受講生が、初めて企画から運営まですべて担当。かけだしの科学技術コミュニケーターの活躍ぶりにもご注目ください!

話題提供者:遠藤哲也さん(北海道大学21世紀COEプログラム「新・自然史科学創成」学術研究員)、寺前洋生さん(北海道大学大学院医学研究科 組織細胞分野 博士課程)、ほか生物学専攻の大学院生の皆さん(川本思心さん、杉尾むつ美さん、楢木佑桂さん、宮本朋美さん、原田愛さん、高橋可江さん)

スーパーバイザー:栃内 新(北海道大学大学院理学研究科助教授)

かがく探検隊コーステップ #26(2006.4.15)

タキィのやさしイングリッシュ tick-tack

教えて!サイエンス観光マップ 札幌飛行場の門柱

研究室に行ってみよう 伊藤悦朗先生の研究室(北海道大学創成科学共同研究機構)

見上げてごらん夜の星を スペシャル 修了生渡辺さんのエジプト皆既日食報告その1

かがく探検隊コーステップ #27(2006.4.22)

タキィのやさしイングリッシュ telescope

教えて!サイエンス観光マップ バッタ塚

研究室に行ってみよう 北大にある足湯に行ってみよう!辻航平さん(北海道大学工学研究科大学院生:北大元気プロジェクト企画)

見上げてごらん夜の星を スペシャル 修了生渡辺さんのエジプト皆既日食報告その2 完結編

かがく探検隊コーステップ #28(2006.4.29)

タキィのやさしイングリッシュ mountain

教えて!サイエンス観光マップ JR札幌駅:星の大時計と駐車場の風力発電

研究室に行ってみよう 有賀早苗先生の研究室(北海道大学農学研究院)

見上げてごらん夜の星を SW3彗星

かがく探検隊コーステップ #29(2006.5.6)

特集:サイエンス・カフェ「少子化のゆくえ 〜「人口減少社会」を科学する 〜」

今回のサイエンスカフェ特集は「少子化のゆくえ 〜「人口減少社会」を科学する 〜」と題して、慶應義塾大学経済学部教授の津谷典子さんをお迎えして、4月22日に行われたサイエンス・カフェのエッセンスをお送りします。晩婚時代といわれる現代の傾向を指摘し、少子化について具体的なデーターを示しながら議論を深めた会場の熱気をお聞きください。

かがく探検隊コーステップ #30(2006.5.13)

タキィのやさしイングリッシュ flower

教えて!サイエンス観光マップ 千歳鶴ミュージアム

研究室に行ってみよう 網塚浩先生の研究室(北海道大学理学研究院)

見上げてごらん夜の星を 春の大曲線

#31~

かがく探検隊コーステップ #31(2006.5.20)

タキィのやさしイングリッシュ Trafficlight

教えて!サイエンス観光マップ 札幌の時計台

研究室に行ってみよう 松島俊也先生の研究室(北海道大学理学研究院)

見上げてごらん夜の星を SW3彗星

かがく探検隊コーステップ #32(2006.5.27)

特集:サイエンス・カフェ「北海道のCAMUIロケット」

今回のサイエンスカフェ特集は「北海道のCAMUIロケット」と題して、永田晴紀さん(北海道大学大学院工学研究科助教授、宇宙工学)をお迎えして5月12日に行われたサイエンスカフェのエッセンスを凝縮してお届けします。番組中では会場の若い人たちからの質疑応答を中心におおくりします。永田さんのあふれる情熱をぜひお聞きください。

かがく探検隊コーステップ #33(2006.6.3)

タキィのやさしイングリッシュ river

教えて!サイエンス観光マップ 豊羽鉱山

研究室に行ってみよう 増田隆一先生の研究室(北海道大学創成科学共同研究機構)

見上げてごらん夜の星を 人工衛星

かがく探検隊コーステップ #34(2006.6.10)

タキィのやさしイングリッシュ Paper

教えて!サイエンス観光マップ 札幌中央卸売市場

研究室に行ってみよう 喜多村啓介先生の研究室(北海道大学農学研究院)

見上げてごらん夜の星を 満月

かがく探検隊コーステップ #35(2006.6.17)

タキィのやさしイングリッシュ Football

教えて!サイエンス観光マップ モエレ沼公園

研究室に行ってみよう 川端和重先生の研究室(北海道大学理学研究院)

見上げてごらん夜の星を 惑星の会合

かがく探検隊コーステップ #36(2006.6.24)

特集:サイエンス・カフェ「植物園に行ってみよう」

今回のサイエンスカフェ特集は「植物園に行ってみよう」と題して、冨士田裕子さん(北海道大学北方生物圏フィールド科学センター植物園助教授)、加藤 克さん(北海道大学北方生物圏フィールド科学センター植物園助手)お二人をお迎えして6月9日に行われたサイエンスカフェのエッセンスを凝縮してお届けします。植物園の歴史、植物園の現状などをふまえながら、会場のお客さんと植物園のこれからの役割などをかんがえていきます。今回も会場からの熱気あふれる雰囲気をお楽しみください。

かがく探検隊コーステップ #37(2006.7.1)

タキィのやさしイングリッシュ bicycle 自転車

教えて!サイエンス観光マップ 大倉山ジャンプ競技場

研究室に行ってみよう 若土正曉先生 の研究室(北海道大学低温科学研究所教授)

見上げてごらん夜の星を 七夕の話

今週の「研究室にいってみよう」は、北海道大学低温科学研究所の若土正暁先生です。インタビューをしてくれたのは札幌市立福住小学校5年生の山川陽子さんと田中聡悟くん。

若土先生はオホーツク海について詳しく研究されています。北海道のオホーツク海沿岸では冬の間、流氷が見られますが、実は海の水が凍るということはとても珍しいことなんだそうです。先生はなぜオホーツク海の水が凍ってしまうのか、そのしくみをわかりやすく説明して下さいました。またオホーツク海の海氷や気候について監視を続けることで、地球環境の変化がいち早くわかるのだそうです。

かがく探検隊コーステップ #38(2006.7.8)

タキィのやさしイングリッシュ ouch!

教えて!サイエンス観光マップ JRタワーの地下施設

研究室に行ってみよう 渡邉悌二先生 の研究室(北海道大学大学院地球環境研究院)

見上げてごらん夜の星を こと座の1等星「ベガ」

今週の「研究室に行ってみよう」は、北海道大学大学院環境科学院の渡邉悌二先生です。インタビューに行ってくれたのは札幌市立北園小学校6年生の伊藤ちひろちゃんと札幌市立和光小学校5年生の高橋昂平くん。

渡辺先生は「山の環境」について研究されています。山はといえば、とてもきれいなところというイメージがありますが、たくさんの登山者が訪れることでさまざまな問題が起きているようです。例えば北海道の大雪山でも、登山道による土壌浸食という現象が進んでいるほか、トイレやゴミの処理が追いつかないというような問題も起きています。山をこよなく愛する渡辺先生のお話から、私たちの生活と山の環境とのつながりや山の環境を守っていくことの大切さを知ることができます。今回のインタビューでは詳しくお聞きすることはできませんでしたが、渡辺先生はカラコルム山脈やヒマラヤ山脈など海外の山々の環境問題についても活発に研究をされているということです。

かがく探検隊コーステップ #39(2006.7.15)

タキィのやさしイングリッシュ butterfly

教えて!サイエンス観光マップ 札幌テレビ塔

研究室に行ってみよう 近藤誠司先生 の研究室(北海道大学大学院農学研究院)

見上げてごらん夜の星を 二重星(ミザールとアルコル)

今週の「研究室にいってみよう」は、北海道大学農学研究院の近藤誠司先生です。インタビューをしてくれたのは、札幌市立もみじ台南小学校5年生の小椋芳さんと豊園小学校の郡山侑大くん。

近藤先生は草食動物(主に草を食べる動物)である牛・馬・羊の研究をされていて、今回は牛について詳しく話していただきました。牛には胃が4つもあって、1日に90kgも草を食べるそうですよ。牛が草を食べ、人間牛乳や肉をもらい、牛の糞は土に還る、このシステムをうまくまわすことは、私たちが将来もずっと食べ物を得るためにとても大事なことだそうです。

かがく探検隊コーステップ #40(2006.7.22)

特集:サイエンス・カフェ「実験で読み解く心と文化〜日本人は本当に集団主義?〜」

今週は月に一度のサイエンスカフェ特集です。7月7日(金)に行われた今回のサイエンスカフェは、北海道大学大学院文学研究科の山岸俊男先生がゲスト。「日本人は本当に集団主義?」というテーマで、会場の人たちとの会話を進めていきました。山岸先生の専門は社会心理学、実験を通して人の心や文化を読み解いていくという研究をされています。そうした研究の結果、山岸先生は、日本人が個人よりも企業や集団の利益を優先するような行動をとるように見えるのは、心からそうしたくてしているのではなく、そうした方が自分の得になると考えて行動しているためなのではないか、と指摘しています。つまりそのような行動をとらせるような社会の仕組みがあるから、というわけですね。

山岸先生は会場の人たちから次々と寄せられたたくさんの質問にもていねいに答えてくださいました。熱気あふれるサイエンスカフェの様子をお聞き下さい。

#41~

かがく探検隊コーステップ #41(2006.7.29)

タキィのやさしイングリッシュ tea

教えて!サイエンス観光マップ CoSTEPのラジオスタジオ

研究室に行ってみよう 発見!GPSのちょっと意外な使い方 日置幸介先生の研究室(北海道大学大学院理学研究院)

見上げてごらん夜の星を 夏の大三角形

今週の「研究室にいってみよう」は、北海道大学理学研究院の日置幸介先生です。インタビューをしてくれたのは、札幌市立平岡公園小学校6年生の長谷川大輔くんと5年生の両国龍英くん。

日置先生はカーナビなどに利用されているGPSというシステムの利用方法の研究をされていて、GPSの意外な使い方についてお話していただきました。空気中の水蒸気の量もGPSで測ることができるそうですよ。将来GPSを使って、天気予報が今よりもっとよく当たるようになるかもしれませんね!先生のGPSの研究が広い分野にわたって行われているので、2人の質問も「地層」や「地震」などいろいろなものが出てきていましたよ。1つの科学技術には、1つの使い方だけではなく、実はいろいろな分野で利用できるという可能性が秘められているということがわかりました。

かがく探検隊コーステップ #42(2006.8.5)

タキィのやさしイングリッシュ plastic

研究室に行ってみよう 有珠山の噴火が予知できたわけ 新井田清信先生の研究室(北海道大学大学院理学研究院)

見上げてごらん夜の星を 水星

今週の「研究室にいってみよう」は、北海道大学大学院理学研究員の新井田清信先生です。インタビューに行ってくれたのは北広島市立西部小学校6年の新名隆之介くんと札幌市立琴似中央小学校6年の中村春菜ちゃん。

新井田先生は主に地下のマグマや、それを生み出す上部マントルについて研究しています。インタビューでは、そもそもマグマがどこで生まれ、どうやって地上に噴出して火山の噴火につながっていくかというお話や、2000年の有珠山の噴火では、研究者による観測や地道な研究によって、噴火の前日に予知することができ、1人の犠牲者も出なかったというお話を聞くことができました。

かがく探検隊コーステップ #43(2006.8.12)

タキィのやさしイングリッシュ clock

教えて!サイエンス観光マップ 札幌宮の森ジャンプ場

研究室に行ってみよう 意外!札幌の雪は汚れている 橘治国先生の研究室(北海道大学大学院工学研究科)

見上げてごらん夜の星を ペルセウス座流星群

今週の「研究室にいってみよう」は、北海道大学大学院工学研究院の橘治国先生す。インタビューをしてくれたのは、札幌市立豊園小学校5年生の郡山侑大君と札幌市立手稲宮丘小学校6年生の佐藤奈月ちゃんです。

橘先生は川や湖や沼といった水環境の保護の研究をしています。そのために川や湖の水がどのくらい汚れているのか、汚れの原因は何か、どうすればきれいになるのか、ということを調査しています。今回は札幌の雪が意外に汚れていることについて話して頂きました。インタビューした2人はいつも見ている雪や川が実は汚れている、という話にとても驚いていました。私たちの何気ない行動によって川や海がきれいになったり汚れたりするということもよくわかりました。「川は生活の鏡」という橘先生の言葉には、ひとりひとりが環境とどう付き合うかいつも考えていて欲しい、という先生のメッセージがこめられています。

かがく探検隊コーステップ #44(2006.8.19)

タキィのやさしイングリッシュ firework

研究室に行ってみよう 北大総合博物館で「モンゴルの恐竜」展 開催中 北海道大学総合博物館 藤田正一館長

見上げてごらん夜の星を 小惑星が最初に見つかるまでの秘話

今週の「研究室に行ってみよう」は北海道大学大学院獣医学研究院の藤田正一先生です。藤田先生は北海道大学総合博物館の館長もされています。インタビューの中で、藤田先生は、大学の博物館の役割についてお話してくれました。大学の博物館には、大学の研究者が集めた貴重な資料がたくさん保管されています。博物館はそれらを世界中の研究者に利用してもらうという役割だけでなく、一般の人たちにも楽しいと思ってもらえるような企画・展示を考えることも重要だということです。

今回インタビューをしてくれたのは、札幌市立福住小学校5年生の山川陽子ちゃんと田中聡悟くん。2人はインタビューの前に、いま北海道大学総合博物館で開かれている「モンゴルの恐竜」展を見学しました。この「モンゴルの恐竜」展では、展示を見るだけではなくて、一部の恐竜の化石に触ることもできます。大学院生の相原大介さんの説明で展覧会を見た後、インタビューに臨んだのです。

 

かがく探検隊コーステップ #45(2006.8.26)

特集:サイエンスカフェ「凍る海、豊かな海のひみつ〜オホーツクから地球環境問題に迫る」

今回は月に1回のサイエンスカフェ特集です。8月11日(金)に行われたサイエンスカフェ札幌のゲストは北海道大学低温科学研究所長・教授の若土正曉さん。最近の観測でその実態が明らかになってきたオホーツク海のまぼろしの海流・東樺太海流のお話や、なぜオホーツク海が生き物の多い豊かな海となったのか、といったいくつかの謎についてお話いただきました。会場からもたくさんの質問が出て、盛り上がったカフェの様子をダイジェストでお聞きください。

かがく探検隊コーステップ #46(2006.9.2)

タキィのやさしイングリッシュ bone

教えて!サイエンス観光マップ 北大キャンパスのジンギスカン

研究室に行ってみよう 「海から探る地球温暖化」 池田元美先生の研究室(北海道大学大学院地球環境科学院)

見上げてごらん夜の星を 小惑星に名前をつける

今週の「研究室にいってみよう」は、北海道大学大学院環境科学院の池田元美先生です。そして今回インタビューにいってくれたのは新川中央小学校5年生の高橋舞雪ちゃんと野本風花ちゃん。

当日はテレビの取材も入りましたが、二人とも緊張せずにインタビューをしてくれました。池田先生は、海流や海氷の変化などから、地球環境がどんなふうに変わってきているのかを調べています。いま地球温暖化によって、海水面の上昇など、さまざまな問題が発生していますが、子供たちからは「温暖化で良いこともあるのでは?」というユニークな質問も飛びだし、先生も笑顔で答えていました。どうぞお聞き下さい。

かがく探検隊コーステップ #47(2006.9.9)

タキィのやさしイングリッシュ PET bottle

教えて!サイエンス観光マップ 小樽の蜃気楼

研究室に行ってみよう 植物を病気からまもる  崎浜靖子先生の研究室(北海道大学大学院農学研究院)

見上げてごらん夜の星を 9月12日は宇宙の日

今週の「研究室にいってみよう」は、北海道大学大学院 農学研究院の崎浜靖子先生です。インタビューをしてくれたのは、手稲宮丘小学校6年生の佐藤奈月ちゃんと、北園小学校6年生の伊藤ちひろちゃん。

崎浜先生は植物が病気になる仕組みについて研究しています。植物も人間と同じように病気になりますが、植物によって感染する菌は違うそうです。今回は、病原菌がどうやって感染する相手の植物をみつけているのか、ということを話してくれました。菌は自分が感染する植物がもっているポリフェノールという成分によって、相手を見分けているようです。そういう性質を利用して、農薬を使わずに、植物を病気から守るアイデアなどについても話して下さいました。また、ヒドラやサンゴを例に、動物と植物が助け合って「共生」しているという話も聞けますよ。

かがく探検隊コーステップ #48(2006.9.16)

タキィのやさしイングリッシュ autumn leaves

研究室に行ってみよう 誰もが安心して住める未来の住宅とは? 野口孝博教授(北海道大学大学院工学研究科)

見上げてごらん夜の星を 秋の星座の物語

今週の研究室に行ってみようは、北海道大学大学院工学研究科の野口孝博先生の研究室を訪ねました。インタビューにいってくれたのは札幌市立平岡公園小学校の両国龍英君と札幌市立琴似中央小学校の中村春菜ちゃん。

野口先生は、まちづくりを考える「都市計画」の研究をされています。札幌の街にふさわしい「新しいタイプの住宅」のアイデアを聞いて、子どもたちもびっくりです。未来の札幌市民のくらしはどうなるのか、ぜひ聞いてみてください。

かがく探検隊コーステップ #49(2006.9.23)

特集:サイエンスカフェ「がんに”効く”をどう聞くか」

月に1回のサイエンスカフェ特集です。9月8日(金)に行われたサイエンスカフェ札幌「がんに“効く”をどう聞くか」の様子をご紹介します。がん予防に効果がある、という話を皆さんはどう聞いていますか?テレビや新聞の情報をそのまま信じていませんか?今回のカフェでは、私達の身の回りに溢れている健康情報を正しく理解するための方法について東北大学の坪野吉孝先生にお話しいただきました。

坪野先生が会場の皆さんへのお土産として配ったのが下の図。がんに効くとか健康にいいという食べ物の情報を聞いたら、このフローチャートに沿ってチェックして、一番下のステップ5まで行ったものだけ信じるということにしたほうがいいというお話しです。今回のサイエンスカフェ、皆さんの暮らしに役立つ情報が満載ででした。話を聞いて目からウロコが落ちた、という人もたくさんいました。いつものように会場からの質問がどんどん出て活気あふれるカフェの様子をどうぞお聞きください。

かがく探検隊コーステップ #50(2006.9.30)

タキィのやさしイングリッシュ typhoon

ニューステップ 冥王星が惑星から外された

研究室に行ってみよう どうすればよく覚えられるの? 細川敏幸先生の研究室(北海道大学理学研究院)

科学の達人 雪の結晶を人工的に作ることに成功した中谷宇吉郎先生

今週の「研究室に行ってみよう」は、北海道大学大学院理学研究院の細川敏幸先生です。先生は神経の研究、なかでも私たちがどうやってものを覚えているのかということについて研究をされています。今回取材に行ってくれたのは、札幌市立北九条小学校6年生の孫亦明ちゃんと幌北小学校6年生の野村修一君です。

細川先生は、下の写真に写っているような手作りの模型を使って、神経のしくみについて、わかりやすく説明してくださいました。みんなが一番気になる、勉強したことをよく覚えるためにはどうしたらいいのかという質問への答えは「予習・復習をちゃんとやること」そして「一番効果的なのは覚えたい内容に興味を持つ」ということのようです。インタビューを聞いて、みなさんも、勉強の参考にしてくださいね。

ちなみに今回の放送は第50回。去年10月の放送開始からちょうど一年になりました。そこで今回、番組をリニューアル。新コーナーとして、最近の科学ニュースをコーステップの受講生が報告する「ニューステップ」、有名な科学者のエピソードを紹介する「科学の達人」がスタートしました。これからも、かがく探検隊コーステップを応援してください。

しみこむ、とけこむ、S.ounds(サウンズ)。あなたの日常にとけこむような、科学技術コミュニケーションを。

S.ounds(Science Communications Sounds)は北海道大学で科学技術コミュニケーションの教育研究を行う機関CoSTEPが、教育研究の一環として展開するサウンドメディアです。北海道大学や科学技術コミュニケーションをフィールドにさまざまなコンテンツを配信予定です。ご期待ください。

企画・制作:北海道大学大学院教育推進機構科学技術コミュニケーション教育研究部門CoSTEP