実践+発信

かがく探検隊コーステップ アーカイブ #101~#150

2023.5.25

CoSTEPが制作したこども科学バラエティ番組「かがく探検隊コーステップ」。

小学生リポーターが研究者にインビュー、昔からあることわざをサイエンスで解説、気になる科学ニュース、季節の天文コラムなど盛りだくさん。
このページでは、過去に放送された番組をアーカイブとしてまとめました。

かがく探検隊コーステップ アーカイブ #1~#50

かがく探検隊コーステップ アーカイブ #51~#100

かがく探検隊コーステップ アーカイブ #101~150(このページ)

かがく探検隊コーステップ アーカイブ #151~#208

かがく探検隊コーステップ ラジオアーカイブス #1~#4

#101~

かがく探検隊コーステップ #101(2007.10.20)

タキィのやさしイングリッシュ eraser

研究室に行ってみよう 痛いっ!と痛いときの気持ち 南雅文先生の研究室(北海道大学大学院薬学研究院)

ニューステップ サンゴの白化現象

今回の研究室へ行ってみようは、北海道大学大学院薬学研究院の南雅文先生にお話をうかがいました。南先生は、痛みを感じた時に同時に感じる「いやな気持ち」について研究されています。

インタビューに行ってくれたのは、札幌市立もみじ台南小学校の小椋芳ちゃんと札幌市立緑丘小学校の坂井友くんです。

痛みのお話からはじまり、痛いというときに感じる「いやな気持ち」を調べるための実験のお話、そしてこどもたちの質問から痛みと辛さの共通点、気持ちがよくなるときに脳のなかででてくるドパミンのお話までひろがっていきました。

かがく探検隊コーステップ #102(2007.10.27)

特集:サイエンスカフェ「氷河の底を旅する水〜南極、越冬隊員がみつけた地球の歴史の痕跡」

10月25日に行われた第25回サイエンス・カフェ札幌のテーマは、南極の氷河や水のお話です。ゲストは、北海道大学大学院地球環境科学研究院の澤柿教伸さんです。

南極は氷だけにおおわれていると思っている方が多いかもしれませんが、なんと南極の氷の下には水が流れているそうなんです。そんな最新の研究成果から南極の昭和基地での生活のお話まで、いろんなお話をしていただきました。

今回もたくさんの参加者に来ていただきました。ぜひ番組をお聞き下さい。

かがく探検隊コーステップ #103(2007.11.3)

タキィのやさしイングリッシュ color

もしもしかがく 滋賀県 琵琶湖博物館

研究室に行ってみよう 海藻は植物?それとも動物? 小亀一弘先生(北海道大学大学院理学研究院)

今回の研究室へ行ってみようは、北海道大学大学院理学研究院 小亀一弘先生にお話をうかがいました。小亀先生は、カヤモノリという海藻の分類について研究されています。今回、インタビューしてくれた小学生には、海で育つ海藻について、分かりやすくお話していただきました。

今回インタビューに行ってくれたのは、札幌市立・緑ヶ丘小学校の寺沢英知くんと札幌市立・新川中央小学校の高橋舞雪ちゃんです。

色とりどりの海藻の標本とともに、海藻の生態や分類についてたっぷりお話いただきました。

かがく探検隊コーステップ #104(2006.10.28)

見上げてごらん夜の星を特集 第8回

2005年秋までこの番組の人気コーナーだった「見上げてごらん夜の星を」。今年度は月に1回第2土曜日に「見上げてごらん夜の星を特集」として放送しています。

お話はCoSTEP1期生で星に詳しい渡辺和郎さん(写真左)。聞き手はCoSTEP2期生で元札幌市青少年科学館天文指導員の鎌田めぐみさん(写真中央)とCoSTEPスタッフの佐藤祐介(写真右)です。

ぜひ番組をお聞き下さい。

かがく探検隊コーステップ #105(2007.11.17)

タキィのやさしイングリッシュ cloud = 雲

研究室に行ってみよう 筋肉のしくみと動きを科学する 石井好二郎先生(北海道大学大学院教育学研究院)

特集:今週の原子くん 水素

今回のゲストは、北海道大学大学院教育研究院の石井好二郎先生です。石井先生は、スポーツ科学の研究をしており、この夏にあった世界陸上でもチーム・アドヴァイザーとして参加されていました。

私たちの筋肉には、赤い筋肉と白い筋肉があること、そして、実験をしながら筋肉の動き方についてお話していただきました。

かがく探検隊コーステップ #106(2007.11.24)

特集:サイエンスカフェ「“頭がよくなる”って何だろう?〜脳の発達の科学」

11月24日に行われた第26回サイエンス・カフェ札幌のテーマは、脳科学です。ゲストは、北海道大学医学研究科の渡辺雅彦さんです。

今回もたくさんの参加者に来ていただきました。ぜひ番組をお聞き下さい。

かがく探検隊コーステップ #107(2007.12.1)

タキィのやさしイングリッシュ fire

研究室に行ってみよう 着られるロボット、スマートスーツ 田中孝之先生(北海道大学情報科学研究院)

もしもしかがく 岡山県 スイゲンゼニタナゴ

今回は、ロボットの開発を行っている北海道大学情報科学研究院田中孝之先生にお話をうかがいました。ロボットというと、人間型のロボットを思い浮かべてしまいますが、田中先生が研究しているのは着られるロボット、スマートスーツです。

スマートスーツは、人間の動きを少しだけサポートすることで、重いものを持ち上げるときや重労働をやわらげます。まだ、一般に売られていませんが、将来農業や医療の現場で使われることを視野にいれて、開発がすすめられています。

インタビューにいってくれたのは札幌市立・宮の森小学校の佐々木優樹くんと同じく宮の森小学校の 佐々木遥菜ちゃん ご兄妹です。

実際に、開発中のスマートスーツを動かしてみせてもらいました。

かがく探検隊コーステップ #108(2007.12.8)

見上げてごらん夜の星を特集 第9回

2005年秋までこの番組の人気コーナーだった「見上げてごらん夜の星を」。今年度は月に1回第2土曜日に「見上げてごらん夜の星を特集」として放送しています。

お話はCoSTEP1期生で星に詳しい渡辺和郎さん(写真左)。聞き手はCoSTEP2期生で元札幌市青少年科学館天文指導員の鎌田めぐみさん(写真中央)とCoSTEPスタッフの佐藤祐介(写真右)です。

ぜひ番組をお聞き下さい。

かがく探検隊コーステップ #109(2007.12.15)

タキィのやさしイングリッシュ tree

研究室に行ってみよう 森とともに生きるきのこ、おいしいきのこ 玉井裕先生(北海道大学大学院農学研究)

今週の原子くん 酸素

今回の「研究室へいってみよう」のコーナーでは、北海道大学農学研究院の玉井先生にお話を伺いました。先生は、きのこと森の関係やきのこの栽培方法について研究しています。インタビューでは、きのこと森の関係や栽培できないきのこの秘密についてお話いただきました。

今回、インタビューに行ってくれたのは、札幌市立緑丘小学校の伊藤大貴くんと札幌市立三角山小学校の竹口有紗さんです。

食卓にもよくのぼるきのこのお話でしたので、おもしろい質問もたくさん飛び出しました。先生おすすめのきのこの調理方法も知ることができます。

かがく探検隊コーステップ #110(2007.12.22)

特集:サイエンスカフェ「ナノって何ナノ?〜みんなで語ろう科学技術の未来〜」

12月の第27回サイエンス・カフェ札幌のテーマは、ナノテクノロジーです。ゲストは、北海道大学電子科学研究所ナノテクノロジー研究センターの徳本洋志さんです。そして、今回のカフェではコメンテーターとして文学研究科の蔵田伸雄さんと一緒にお話していきました。

ナノメートルの世界を扱う技術であるナノテクノロジー。ナノメートルとは1メートルの10億分の1のことです。ナノテクノロジーは、私たちの生活に大変革をもたらす夢の技術とも言われていますが、その小ささゆえに人体や環境にどんな影響があるのか、専門の研究者にもよくわかていません。

ナノテクノロジーへの期待や不安について、会場の皆さんと一緒に話し合いました。

今回もたくさんの参加者に来ていただきました。ぜひ番組をお聞き下さい。

#111~

かがく探検隊コーステップ #111(2008.1.5)

タキィのやさしイングリッシュ rice

研究室に行ってみよう 雪のように舞う、雪虫のフシギな暮らし 秋元信一先生(北海道大学大学院農学研究院)

今週の原子くん カルシウム

今回の「研究室へいってみよう」のコーナーでは、北海道大学農学研究院の秋元先生にお話を伺いました。先生は、北海道では雪虫という愛称で知られているアブラムシの研究をしています。雪虫のフシギな生態や暮らし方についてお話していただきました。

今回、インタビューに行ってくれたのは札幌市立あいの里西小学校5年生の山口空さんと同じくあいの里西小学校4年生の中村颯くんです。秋元先生から雪虫のフシギな暮らしぶりを聞いて、たくさん質問してくれました。

かがく探検隊コーステップ #112(2008.1.12)

見上げてごらん夜の星を特集 第10回

2005年秋までこの番組の人気コーナーだった「見上げてごらん夜の星を」。今年度は月に1回第2土曜日に「見上げてごらん夜の星を特集」として放送しています。

お話はCoSTEP1期生で星に詳しい渡辺和郎さん(写真左)。聞き手はCoSTEP2期生で元札幌市青少年科学館天文指導員の鎌田めぐみさん(写真中央)とCoSTEPスタッフの佐藤祐介(写真右)です。

今回は、渡辺さんに冬の星座についてじっくりお話していただきました.

ぜひ番組をお聞き下さい。

かがく探検隊コーステップ #113(2008.1.19)

研究室に行ってみよう 雪崩ってどうして起きるの? 北海道教育大学 尾関俊浩先生

雪崩特集:特別インタビュー NPO法人北海道山岳活動サポート 樋口和生さん

今回のかがく探検隊コーステップは、雪崩特集です。北海道教育大学の尾関先生とNPO法人北海道産額活動サポートの樋口さんにお話を伺いました。お二人とも、北海道大学の出身です。

今回インタビューにいってくれたのは、札幌市立白石小学校の丸山貴大くん、丸山貴晶くんのご兄弟です。尾関先生に、雪崩に関するさまざまな質問をしてくれました。さすが、北海道の小学生です。

そして、雪崩特集の後半は、NPO法人北海道産額活動サポートの樋口さんに、特集担当の山崎さんがインタビューしました。樋口さんは、山岳ガイドだけではなく、雪崩にあわないために知っておくべきこと、もしあってしまったときの救助の仕方など、冬山を楽しむために必要な知識を伝える講習会を開いています。インタビューでは、講習会の内容について詳しく伺いました。

こちらが、雪崩にあったときに使うための三種の神器(ビーコン、プローブ、スコップ)です。樋口さんのお話から、雪山を愛するからこそ、必要な知識ともしもの時の備えが必要なんだということが伝わってきます。

是非、お聞きください。

かがく探検隊コーステップ #114(2008.1.26)

特集:サイエンスカフェ「他人の視線はなぜこわい?〜不安を感じる脳のしくみ」

1月の第28回サイエンス・カフェ札幌のテーマは、精神医学です。北海道大学病院講師の井上猛さんがゲストです。

私たちが不安を感じるとき、脳の中では何が起こっているのでしょうか。脳には「扁桃体」という場所があり、そこが私たちの不安や心配と関係しています。今回のサイエンスカフェでは、だれもが普段感じている不安について、その発生のしくみや、私たちの心にとっての意味などについて、精神医学の研究成果をもとに探っていきました。

今回もたくさんの参加者に来ていただきました。ぜひ、お聞きください。

かがく探検隊コーステップ #115(2008.2.2)

タキィのやさしイングリッシュ rose

研究室に行ってみよう こどもはどうしてしゃべるようになるのか? 仲真紀子先生インタビュー(北海道大学大学院文学研究科)

もしもしかがく イギリス ロンドン 科学雑誌のNatureのラジオ番組制作担当 シャーロットさん

今回の「研究室へいってみよう」のコーナーでは、北海道大学大学院文学研究科の仲真紀子先生にお話を伺いました。先生は、子どもがどのように言葉を身につけていったのかについての研究など、認知心理学の研究をしています。 インタビューでは、仲先生のお子さんが小さいころに録音した音源を使って、こどもがしゃべるようになる発達の段階についてお話していただきました。 今回、インタビューに行ってくれたのは、札幌市立もみじ台南小学校の小村芳さんと札幌市立豊園小学校の郡山侑太くんです。

かがく探検隊コーステップ #116(2008.2.9)

見上げてごらん夜の星を特集 第11回

2005年秋までこの番組の人気コーナーだった「見上げてごらん夜の星を」。今年度は月に1回第2土曜日に「見上げてごらん夜の星を特集」として放送しています。

お話はCoSTEP1期生で星に詳しい渡辺和郎さん(写真左)。聞き手はCoSTEP2期生で元札幌市青少年科学館天文指導員の鎌田めぐみさん(写真中央)とCoSTEPスタッフの佐藤祐介(写真右)です。

今回は、星早見板よりも詳しい星図についてくわしくお話いただきました.近くの書店でも売っている星図を手にいれて、星をさがしてみてはいかがでしょうか。

ぜひ番組をお聞き下さい。

かがく探検隊コーステップ #117(2008.2.16)

タキィのやさしイングリッシュ star

研究室に行ってみよう 自然にひそむ数学のふしぎ 西浦廉政先生インタビュー(北海道大学電子科学研究所)

もしもしかがく 英語で書かれた科学の本を翻訳する岡部さん

今回の「研究室へいってみよう」のコーナーでは、北海道大学電子科学研究所の西浦先生のところへ伺いました。私たちの身の回りにある模様やパターンがどのような法則でできているのか、それを数学で解明する研究をなさっているそうです。

ペットボトルを使った実験や、特殊な振り子を使った実験など、モノとモノが関係しあうときに生まれる決まり事(一定の間隔で水滴が落ちるなど)についてわかりやすく説明していただきました。

かがく探検隊コーステップ #118(2008.2.23)

特集:サイエンスカフェ「ドキドキ考古学〜“ビビちゃん”と迫る縄文文化の謎」

2月の第29回サイエンス・カフェ札幌のテーマは、考古学です。北海道大学大学院文学研究科の小杉康さんがゲストです。

今回もたくさんの参加者に来ていただきました。ぜひ、お聞きください。

かがく探検隊コーステップ #119(2008.3.1)

タキィのやさしイングリッシュ nose

研究室に行ってみよう 答えがわからないからこそおもしろい流体の動き 坂上貴之先生(北海道大学大学院理学研究院)

今週の原子くん リン

今回の「研究室にいってみよう」のコーナーは、北海道大学大学院理学研究院の坂上先生の研究室にインタビューに行きました。坂上先生は、水や雲など流れるもの=流体を研究しています。

台風の動きなどを計算して予測していく研究の難しさとおもしろさ、数学と算数の違いなど、算数が苦手かな?と思うみんなにも聞いてもらいたい内容です。

今回インタビューに行ってくれたのは札幌市立宮の森小学校の佐々木優輝(ささきゆうき)くんと佐々木遥菜ちゃんの兄妹です。坂上先生の、親しみやすく、でも真剣なお話にひきこまれていました。ぜひ、ダウンロードしておききください。

かがく探検隊コーステップ #120(2008.3.8)

見上げてごらん夜の星を特集 第12回

2005年秋までこの番組の人気コーナーだった「見上げてごらん夜の星を」。今年度は月に1回第2土曜日に「見上げてごらん夜の星を特集」として放送しています。

お話はCoSTEP1期生で星に詳しい渡辺和郎さん(写真左)。聞き手はCoSTEP2期生で元札幌市青少年科学館天文指導員の鎌田めぐみさん(写真中央)とCoSTEPスタッフの佐藤祐介(写真右)です。

今回は、星早見板よりも詳しい星図についてくわしくお話いただきました.近くの書店でも売っている星図を手にいれて、星をさがしてみてはいかがでしょうか。

ぜひ番組をお聞き下さい。

#121~

かがく探検隊コーステップ #121(2008.3.15)

タキィのやさしイングリッシュ cherry

研究室に行ってみよう 強い金属をつくるために 坂入正敏先生の研究室(北海道大学工学部材料科学専攻

今週の原子くん チッソ

今回の「研究室にいってみよう」のコーナーでは、北海道大学工学部材料科学専攻の坂入正敏先生の研究室にうかがいました。坂入先生は、さまざまな金属をみせてくれながら、金属の重さや強い金属をつくるための方法などについて、わかりやすくお話をしてくださいました。

今回インタビューに行ってくれたのは、札幌市立宮の森小学校の寺澤英知くん、札幌市立北九条小学校の中村環太郎くんです。

ぜひ、お聞きください。

かがく探検隊コーステップ #122(2008.3.22)

特集:サイエンスカフェ札幌「こどもの話を聴いてますか 〜よりよい対話の心理学〜」

2月の第30回サイエンス・カフェ札幌のテーマは、心理学です。ゲストは北海道大学文学部心理学研究科の仲真紀子さんと、神奈川県児童相談所児童福祉司の鈴木浩之さんです。

ぜひお聞きください。

かがく探検隊コーステップ #123(2008.4.11)

タキィのやさしイングリッシュ wind

特集:気象台にいってみよう

こんにちは。みなさん。4月から「かがく探検隊コーステップ」は、金曜日の夕方5時からの放送に変わりました。月1回の放送になりますが、楽しい番組を作っていきますので、これまで聴いてくださっていた皆さん、引き続き応援よろしくお願いします。そして、新しいリスナーの皆さん、これからよろしくお願いします。これまでの放送は、すべてインターネットで聴くことができますので、そちらのほうも聴いてみてください。

さて、4月の放送は特集番組です。テーマは、「気象台にいってみよう」。毎日お世話になっている天気予報。そのお天気を調べて、みんなに教えてくれているところが気象台です。かがく探検隊は、札幌にある、札幌管区気象台に取材してきました。

1枚目の写真は、みんなで台風の進む方向を予想しているところです。数時間後の進路はそんなに難しくないのですが、長期の予想になると・・・・。

2枚目の写真は予報の引き継ぎ風景です。データをもとに、次の担当のひとたちと天気の変わり具合について話し合っています。こうして、24時間態勢で天気予報をしているのですね。

優しい語り口の竹田予報官。インタビューにご協力ありがとうございました!

参考:札幌管区気象台HP(http://www.sapporo-jma.go.jp/)

かがく探検隊コーステップ #124(2008.5.10)

研究室にいってみよう 環境にやさしい家をつくるには 長野克則先生の研究室(北海道大学工学研究科)

メインコーナー「研究室にいってみよう」では、北海道大学工学研究科の長野先生に太陽電池のお話や、地中熱を利用した冷暖房についてお話をうかがいました。

長野先生は、家をうまく暖めたり、涼しくしたりするためにどうしたらいいのか、ということを研究されています。ヒートポンプという、冷蔵庫や冷暖房に使われている技術を使って、地中の熱を利用した冷暖房システムについて詳しくお話を伺いました。ヨーロッパのいくつかの国では、効率的にエネルギーを利用する地中熱を利用した冷暖房がどんどん増えているそうですよ。

一緒にインタビューにいってくれたのは、札幌市あいの里西小学校6年の山口空さんと札幌市青葉中学校1年の小椋芳さんです。取材当日は、「かがく探検隊 コーステップ」に対するテレビの取材も入っており、現場はいつもより少し緊張気味でしたが、がんばってインタビューしてくれました。

ぜひお聴きください。

かがく探検隊コーステップ #125(2008.5.31)

研究室にいってみよう サステナビリティ特集:南極ってどんなところ? 杉山慎先生(北海道大学低温科学研究所)

今回の放送は、サステナビリティ特集です。南極がどんなところか、実際にマイナス50度の世界を体験レポートしたり、南極で調査してきたばかりの研究者にお話を聞いてきました。

メインコーナー「研究室に行ってみよう」では、北海道大学低温科学研究所杉山慎先生にお話をうかがいました。杉山先生は、昨冬3ヶ月もかけて南極を雪上車で横断しながら、調査を行ってきました。南極がどんなところか、どんな調査をしてきたのか、雪上車の暮らしはどんなものだったのか、詳しくお話してくださいました。

杉山先生は、共同で調査を行っていたスウェーデンの雪上車にも乗り込んで調査生活をしていたそうです。南極を横断する雪上車にジュニア記者のこどもたちも興味津々です。

是非お聴きください。

かがく探検隊コーステップ #126(2008.6.13)

研究室にいってみよう ウィルスってどんなもの?動物と人間が一緒にかかる病気を防ぐには? 高田礼人先生の研究室(北海道大学人獣感染症リサーチセンター)

今週の「研究室に行ってみよう」は北海道大学人獣共通感染症リサーチセンターの高田礼人先生の研究室です。

インタビューに行ってくれたのは、札幌市立手稲宮の丘小学校の大津たまきくんと札幌市立元町小学校の岩崎けいさんです。

高田先生には、ばい菌とかウィルスがどうやって身体にはいってくるのか、人と動物が一緒に病気になるウィルスを防ぐにはどうするのか、などのお話を伺いました。

是非、お聴きください。

かがく探検隊コーステップ #127(2008.6.21)

研究室にいってみよう サステナビリティ特集:動物と人間が一緒にいきていくために〜外来種と絶滅危惧種〜 池田透先生の研究室(北海道大学文学研究科

特集:サイエンスカフェ「君がいなくちゃだめなんだ〜円山動物園と考える生物多様性」

今日の「研究室にいってみよう」のコーナーは、北海道大学文学研究科池田透先生の研究室です。アメリカからもたらされたアライグマが、農地を荒らしたり、病気をはこんでくる、外来種の問題について詳しくお話をうかがいました。

アライグマは食べられるの?アライグマをアメリカに返すことはできないのか?などなど、ジュニア記者のふたりが質問をたくさんしてくれました。

番組の後半では、5月に行われたサイエンス・カフェ札幌「君がいなくちゃだめなんだ〜円山動物園と考える生物多様性」の様子をお伝えしています。円山動物園の飼育員で鷹匠でもある本田さんと、酪農学園大学で野生動物の研究をしていらっしゃる吉田先生のお話を紹介しています。

「研究室に行ってみよう」のインタビューもサイエンス・カフェ札幌のどちらも、動物と人間が一緒に生きていくために気をつけるべきこと。外来種や絶滅危惧種の問題を解決するために必要なことを話し合いました。

是非、お聴き下さい。

かがく探検隊コーステップ #128(2007.4.28)

特集:サイエンスカフェ「君がいなくちゃだめなんだ〜円山動物園と考える生物多様性」

君がいなくちゃだめなんだ 〜円山動物園と考える生物多様性〜

ゲスト:酪農学園大学・吉田剛司さん 円山動物園・本田直也さん

5月24日に行われたサイエンス・カフェ札幌の様子をお送りします。

かがく探検隊コーステップ #129(2008.7.11)

研究室にいってみよう 川と森のかかわり、森と海のつながり 中村太士先生の研究室(北海道大学農学研究院)

今回の「研究室に行ってみよう」のコーナーでは、北海道大学農学研究院の中村太士先生の研究室にうかがいました。中村先生は、森と川のかかわりについてわかりやすくお話してくださいました。また、世界遺産となった知床半島の川をのぼるサケを例にして、森と海のつながりについても語ってくれました。

積極的に質問してくれた、ジュニア記者の佐々木くん。

是非、お聴きください。

かがく探検隊コーステップ #130(2008.7.19)

研究室にいってみよう サステナビリティ特集:環境問題とごみ問題 松藤敏彦先生の研究室(北海道大学工学研究科)

今回のサステナビリティ特集では、北海道洞爺湖サミットの話題やごみの問題についてお伝えしています。メインコーナー「研究室に行ってみよう」では、北海道大学工学研究科松藤敏彦先生にお話を伺いました。

是非、お聴きください。

#131~

かがく探検隊コーステップ #131(2008.7.22)

特集:サイエンスカフェ「ここまでわかった!地球温暖化による劇変」

6月28日に行われた第32回サイエンス・カフェ札幌「ここまで分かった!地球温暖化による劇変」の模様を録音でお送りします。今回のカフェのゲストスピーカーは、スイス国立工科大学教授の大村纂さん(気候学)と、北海道大学大学院地球環境科学研究院准教授の山中康裕さん(海洋科学)です。

かがく探検隊コーステップ #132(2008.8.8)

タキィのやさしイングリッシュ pool

研究室に行ってみよう カエルは環境の影響をうけやすい 鈴木誠先生の研究室(北海道大学高等教育機能開発総合センター)

今回の「研究室に行ってみよう」は、北海道大学高等教育機能開発総合センターの鈴木誠先生にお話を伺いました。鈴木先生は、「蛙学への招待」という人気授業が北大の学生の間では有名です。いろんなカエルがいることや、カエルが環境の影響を受けやすい生物であることなどについてお話いただきました。

インタビューの途中では、カエルの声を集めたCDも聞かせてもらいました。ポッドキャスト番組では公開できないのですが、「山と渓谷社CDブックス6[声の図鑑]カエルの合唱」というCDを買うか、図書館で借りてくれば、さまざまな美しいカエルの合唱を聴くことができますよ。

今回一緒にインタビューに行ってくれたジュニア記者は、札幌市立桑園小学校4年生の和田道くんと北海道教育大学附属札幌小学校5年生の吉田郁(かおる)さんです。

かがく探検隊コーステップ #133(2008.8.18)

特集:サイエンスカフェ「描き、つくる「分子のかたち」〜科学とアートが出会うとき」

ゲスト:安藤文絵さん(アーティスト・北翔大学非常勤講師)、オラフ・カートハウスさん(千歳科学技術大学総合光科学部教授)

第33回サイエンス・カフェ札幌「描き、つくる「分子のかたち」〜科学とアートが出会うとき」の様子をお届けします。

今回もたくさんの方々にご参加いただきました。是非、お聴きください。

写真提供:CoSTEP応援団

かがく探検隊コーステップ #134(2008.9.4)

特集:サイエンスカフェ「“口に苦い”だけが良薬じゃない〜甘草で語る薬用植物研究の今」

第34回サイエンス・カフェ札幌「“口に苦い”だけが良薬じゃない〜甘草で語る薬用植物研究の今」の様子をお届けします。今回のゲストは、北海道医療大学薬学部准教授の高上馬希重さん(薬用植物学)でした。

今回もたくさんの方々にご参加いただきました。ぜひ番組をお聴きください。

かがく探検隊コーステップ #135(2008.9.12)

タキィのやさしイングリッシュ curve

研究室に行ってみよう 電波望遠鏡でみえない宇宙をみる 徂徠和夫先生の研究室(北海道大学理学研究院)

今回の「研究室に行ってみよう」では、北海道大学理学研究院で宇宙物理の研究をしている徂徠和夫先生の研究室を訪れました。

インタビューの前半では、星のこと、北海道大学が苫小牧に持っている電波望遠鏡のこと、宇宙のはじまりを研究していることなどを教えてもらいました。

インタビューの後半では、徂徠先生が天文学者になることになった小学校のときのエピソードの話やこれから予定している研究についてお話いただきました。

2枚目の写真は、苫小牧にある電波望遠鏡を動かすことのできるコンピューターを見せてもらっているところです。札幌にいながらにして動かすことができます。

かがく探検隊コーステップ #136(2008.10.10)

タキィのやさしイングリッシュ science

研究室に行ってみよう 生物がつくるバイオプラスティック 田口精一先生の研究室(北海道大学大学院工学研究科)

ニューステップ スイス氷河実習について 北大環境科学院・齋藤亮介さん

今回の「研究室に行ってみよう」では、北海道大学大学院工学研究科で、バイオ分子工学の研究をしている田口精一先生の研究室を訪れました。

インタビューの前半では、微生物を使ってつくるバイオプラスティックの研究のくわしい内容について、田口先生からお話をうかがいました。

後半では、バイオプラスティックは土の中に埋めるとどのように溶けるか、そして、バイオプラスティックが石油からできた今までのプラスティックに代わる日が来るかどうか、などについてお話ししていただきました。

かがく探検隊コーステップ #137(2008.11.14)

特集:食べ物探検隊 醤油君が醤油の成分について解説。

研究室に行ってみよう 恐竜進化と絶滅の謎に迫る 小林快次先生の研究室(北海道大学総合博物館)

「研究室に行ってみよう」でインタビューしてくれたのは、ジュニア記者、札幌市立あいの里西小学校の中村颯(はやた)君と山口空(そら)さん。恐竜はどうやって鳥になっていったか?また恐竜の脳はどのように進化していったのか?

北海道にもたくさん恐竜は住んでいました。夕張、中川町、小平など3箇所が有名です。北海道は日本の恐竜研究においては非常に重要な場所なのだそうです。

恐竜がどのように絶滅していったかを知ることは、今の世界で起きている生物の絶滅を予測し、人間の未来を考えることにもなると、北海道大学総合博物館の小林快次先生は言います。

かがく探検隊コーステップ #138(2008.11.28)

集:サイエンスカフェ「もっと断熱、冬のために夏のために〜北国から発信する住宅の作り方〜」

第37回サイエンス・カフェ札幌「もっと断熱、冬のために夏のために〜北国から発信する住宅の作り方〜」の様子をお届けします。

今回のゲストは、北海道大学大学院工学研究科助教の菊田弘輝さんでした。

今回もたくさんの方々にご参加いただきました。ぜひ番組をお聴きください。

かがく探検隊コーステップ #139(2008.12.12)

食べ物探検隊 なっとう君が自身の秘密をついにあかす。北大も納豆製造史に貢献

研究室に行ってみよう 自然を守るために研究者ができることは? 小野有五教授の研究室(北大地球環境科学研究院)

コーステップインフォメーション 大学内の野鳥を鳴き声とともに紹介

「研究室に行ってみよう」でインタビューしてくれたのは、ジュニア記者、札幌市立元町小学校5年生の岩崎慧さんです。

お話してくださったのは、北海道大学大学院地球環境科学研究院の小野有五先生。実践する研究者として、自然保護や他の環境問題の分野で活躍しています。なぜ研究しながら自然を守る活動もはじめたのか、小野先生の思いを伺います。

北大のキャンパスの中にもアカゲラなどのキツツキが住み着いています。人間は枯れた木があると危険だからと切ってしまいますが、キツツキの目からみると実はそういう木のほうが巣が作りやすかったりします。

鮭が少しでも川をのぼりやすくするにはどんな河川工学が必要になるのか?人間側がちょっと野生生物の身になって考えるだけで、自然と共生する一歩を踏み出すことができます。そんな自然との関係について、小野先生が易しく解説してくれます。

かがく探検隊コーステップ #140(2008.12.23)

特集:サイエンスカフェ「宇宙からきた石のささやき〜隕石研究が解読する太陽系の歴史〜」

ゲスト:圦本尚義さん(北海道大学大学院理学研究院教授/宇宙化学)

第38回サイエンス・カフェ札幌「宇宙からきた石のささやき〜隕石研究が解読する太陽系の歴史〜」の様子をお届けします。

今回もたくさんの方々にご参加いただきました。ぜひ番組をお聴きください。

#141~

かがく探検隊コーステップ #141(2009.1.9)

食べ物探検隊 今回は漬け物君が登場。ただの野菜とは何が違うのか、力説します

研究室に行ってみよう 社会をつくる虫たちの秘密とは? 東正剛先生の研究室(北海道大学大学院環境科学研究院)

コーステップインフォメーション 大学の中で見られる野鳥たちを素敵な鳴き声とともに紹介します

「研究室に行ってみよう」でインタビューしてくれたのは、ジュニア記者、札幌市内の小学校6年生、丸山貴大(たかひろ)君と丸山貴晶(たかあき)君の二人。お話してくださったのは、北海道大学大学院環境科学研究院で、社会性昆虫の研究をしている東正剛(ひがし・せいごう)先生です。

働きアリや女王アリ、兵隊アリなど。アリやハチは昆虫にも関わらず、なぜこのような役割をうみだし社会をつくって暮らすようになったのでしょうか。丸山君たちは旺盛な好奇心で東先生を質問攻めにしました。

東先生から、実は働きアリはよく眠ることや、アリとハチは非常に近い仲間であること、シロアリはむしろゴキブリの仲間であることなど、興味深い話をたくさん伺うことができました。

ダーウィンが進化論で一番悩んだのは、働きアリなどは自分の子孫を残せるわけではないのに、必死に女王や子供の世話をすること。なぜ働きアリは、子供を作れないのに存在するのか?番組の中で説明します。こうした生物の進化の謎に、東先生は迫っています。

かがく探検隊コーステップ #142(2009.1.13)

特集:サイエンスカフェ(微生物生態学会)「深海のバイオハンター〜水深2,450m、360℃の深海で生命進化の謎を探る〜」

日本微生物生態学会の札幌大会の一環として開かれたサイエンスカフェ「深海のバイオハンター〜水深2,450m、360℃の深海で生命進化の謎を探る〜」(主催:同学会札幌大会委員会・北海道大学低温科学研究所、共催:北海道大学CoSTEP)の様子をお届けします。

ゲストスピーカーは、(独)海洋研究開発機構(JAMSTEC)極限環境生物圏研究センターの高井研さんでした。

今回もたくさんの方々にご参加いただきました。ぜひ番組をお聴きください。

かがく探検隊コーステップ #143(2009.1.27)

特集:サイエンスカフェ「ランダムってナンダロ?〜科学的にとらえた“ランダム”の世界〜」

ゲスト:井上純一さん(北海道大学大学院情報科学研究科准教授/統計力学)

第39回サイエンス・カフェ札幌「ランダムってナンダロ?〜科学的にとらえたランダム”の世界〜」の様子をお届けします。

今回もたくさんの方々にご参加いただきました。ぜひ番組をお聴きください。

かがく探検隊コーステップ #144(2009.2.13)

食べ物探検隊 イタリアから来たチーズ君。チーズ誕生秘話等うんちくを武器にユッキーを口説きますが、 果たして…

コーステップインフォメーション 北大で聞こえる美しい野鳥の声を紹介。美声なら負けじと、今回もその歌唱力をアピールする人が…

研究室に行ってみよう 謎の生物・粘菌に迫る 中垣俊之先生(北海道大学電子科学研究所)

「研究室に行ってみよう」でインタビューしてくれたのは、ジュニア記者、東海大学付属第四高等学校中等部一年生の郡山侑大(こおりやま・ゆうた)君です。お話いただいたのは、北海道大学電子科学研究所で、アメーバのような動きをする単細胞生物「真正粘菌」が迷路の最短距離を導き出す秘密に迫るなど、興味深い研究をされている中垣俊之(なかがき・としゆき)先生。かがく探検隊には2回目のご出演です。

中垣先生は、ユーモアにあふれた科学研究などに贈られる「イグ・ノーベル賞」を2008年10月2日に受賞されました。米マサチューセッツ州ケンブリッジのハーバード大で開かれた授賞式の様子も伝えながらお送りします。そのとき体験した、科学にユーモアを取り入れることの大切さ、一方でまじめにやってきた研究がユーモアととられたことへのぬぐいきれない戸惑いなど、様々な思いを赤裸々に語ってくださいました。

単細胞の生物が、大学院生でも解けないような難しい迷路を解くこともある。なぜそのようなことが可能なのか?こうした単純で原始的な生命にも、未知なる可能性があるに違いない。世間で注目を浴びることが多くなってきた中垣先生ですが、研究の根本にあるのは、生命の尊厳に対する畏敬の念なのだそうです。

かがく探検隊コーステップ #145(2009.2.20)

特集サイエンスカフェ「オーロラからのメッセージ〜惑星大気の謎を解き明かす〜」

第40回サイエンス・カフェ札幌「オーロラからのメッセージ〜惑星大気の謎を解き明かす〜」の様子をお届けします。

今回のゲストは、北海道大学大学院理学研究院教授で地球惑星大気・プラズマ科学が専門の渡部重十さんでした。

今回もたくさんの方々にご参加いただきました。ぜひ番組をお聴きください。

かがく探検隊コーステップ #146(2009.3.13)

食べ物探検隊 今回は満を持して、発酵食品のキーマン、乳酸菌が登場。だが、彼を待ち受けていたのは非情な結末だった…

コーステップインフォメーション 近江谷克裕(おおみやよしひろ)先生の新著「発光生物のふしぎー光るしくみの解明から生命科学最前線までー」(ソフトバンククリエイティブ・サイエンスアイ新書 09年2月24日初版発行)を紹介

研究室に行ってみよう いま発光生物がアツい!〜ノーベル化学賞から最新研究まで〜 近江谷克裕先生(北海道大学大学院医学研究科・産業技術総合研究所)

今年度の「研究室に行ってみよう」は最終回。ということで、ハルキー、りょうすけ、ユッキーの3人で取材に行ってきました。訪れたのは、産業技術総合研究所・研究グループ長で、北海道大学大学院医学研究科の近江谷克裕(おおみやよしひろ)教授の研究室です。近江谷先生はウミホタルなど発光生物に関して、基礎から応用まで幅広く発光生物について研究されている、この分野の第一人者です。

2008年は日本人研究者が4人もノーベル賞を受賞しました。中でも化学賞を受賞した下村脩博士が発見したGFPは、21世紀の医学、生命科学を大きく発展させると言われています。近江谷先生は、現在も年に1回ほどアメリカの下村先生のご自宅に行って、研究に対する助言などをいただく仲だそうです。下村先生がウミホタルの研究を始めて、オワンクラゲからGFPを発見するまで。そして90年代のゲノムプロジェクトなどの生命科学研究が、GFPの存在によってどのように飛躍したのか、発光生物研究の歴史について詳しく伺いました。

医学や薬学などへ発光生物をいかに応用させるかも大事ですが、近江谷先生がもっとも興味があるのは、なぜ生き物が光るのか?という謎だそうです。少年のような純粋な好奇心を持ち続けている姿が印象的でした。近江谷先生は、いまでもニュージーランドや中国雲南省、ブラジルなど世界各地で、光る生物の採集を行っています。そして下村先生がこれまでに研究してきた 光る生物の中でも、まだ完全に光る仕組みが解明されていないものや、医学、生命科学に応用できる可能性があるものについて、これからも研究を続けていきたいそうです。

分からないことがたくさんあるのがサイエンスの魅力。若い人には自分しかできないことを見つけて、自分だけのサイエンスを作ってほしいというエールをいただきました。

今年度の収録はこれで最後でした。音声収録を担当してくださったNPO法人さっぽろ村コミュニティ工房の滝沢麻理(中央)さんと記念写真(3枚目)。左から2008年度メンバーの長崎昭子(アッキー)、齋藤亮介(りょうすけ)、滝沢麻理さん、椎名春樹(ハルキー)、吉川ユッキーです。

かがく探検隊コーステップ #147(2009.3.16)

特集:サイエンスカフェ「畑と食卓のおいしい関係〜流通経済論で考える〜」

第41回サイエンス・カフェ札幌「畑と食卓のおいしい関係〜流通経済論で考える〜」の様子をお届けします。

今回のゲストは、北海道大学大学院農学研究院准教授で農業経済学が専門の坂爪浩史さんでした。

今回もたくさんの方々にご参加いただきました。ぜひ番組をお聴きください。

かがく探検隊コーステップ #148(2009.3.27)

特集:サイエンスカフェ「すぐそこのロボット、あなたはどう使う?〜人間と機械でつくる未来社会〜」

第42回サイエンス・カフェ札幌「すぐそこのロボット、あなたはどう使う?〜人間と機械でつくる未来社会〜」の様子をお届けします。

今回のゲストは、北海道大学大学院情報科学研究科准教授でロボット工学が専門の田中孝之さんでした。

今回もたくさんの方々にご参加いただきました。ぜひ番組をお聴きください。

かがく探検隊コーステップ #149(2009.3.31)

特集:コーステップ2008年度修了記念特集!(前半)

修了式 北大・佐伯浩総長より修了証の授与と祝辞

成果発表 2008年度受講生たちが1年の成果を12分ほどにまとめて成果報告をしました

今年3月14日に行われた北海道大学科学技術コミュニケーター養成ユニットCoSTEP(コーステップ)の修了式の様子を、収録した音声をもとに振り返る特集番組。前半35分32秒、後半32分14秒の2部構成でお届けします。

司会は守真奈美(1期修了生)と渡辺保史(教員)。

前半では、修了式の様子と受講生たちの成果発表を一部お届けします。音声では伝わりにくいと思いますが、雰囲気だけでもお伝えできればと思います。スタジオには、2008年度本科修了生の齋藤亮介さん、横田麦穂さん、宮田景子さん、選科Bの小林るり子さんが集まりました。また教員の佐藤祐介、三上直之も参加して今年度を振り返りました。

収録ブースに、4, 5人が入れ替わりながら収録しました。

かがく探検隊コーステップ #150(2009.3.31)

特集:コーステップ2008年度修了記念特集!(後半)

シンポジウム 川上伸昭氏(文部科学省)、田中康文氏(ソーシャルライフ・ラボ)、松田朋春氏(ワコールアートセンター・チーフプランナー)、森田洋平氏(高エネルギー加速器研究機構)

2部構成でお届けするCoSTEP2008年度修了記念特集、後半は、32分14秒。

ここからは、4人のゲストをお呼びして行ったシンポジウムの様子をお伝えします。文部科学省大臣官房総務課長の川上伸昭さん、ソーシャルライフ・ラボ代表の田中康文さん、ワコールアートセンター・チーフプランナーの松田朋春さん、高エネルギー加速器研究機構広報室長で准教授の森田洋平さんの4名です。

それぞれ現場で科学技術コミュニケーションを実践されているゲストの方々。豊富な経験に基づくお話はきわめて興味深いものでした。一部しかお伝えできないのが残念ですが、これらのシンポジウムを聞いた修了生たちの思いや、自分なりに考えた科学コミュニケーターの役割についてスタジオで話を聞きました。

最後にみんなで記念写真。修了おめでとうございました!

初めての大勢での収録となり大変でしたが、司会を引き受けてくれた守真奈美さん他、協力してくれた修了生のみなさん、ありがとうございました。この後は上階の三上先生の研究室でさらにお話の続きを、果てはカレー屋に移動して、夜遅くまで科学技術コミュニケーションに関わる話を大いに語り合いました。全く関係無い話にも大いに花が咲きましたが、たまには番外編をやるのも良いものですね!それでは2009年度もCoSTEPをよろしくお願いします。

しみこむ、とけこむ、S.ounds(サウンズ)。あなたの日常にとけこむような、科学技術コミュニケーションを。

S.ounds(Science Communications Sounds)は北海道大学で科学技術コミュニケーションの教育研究を行う機関CoSTEPが、教育研究の一環として展開するサウンドメディアです。北海道大学や科学技術コミュニケーションをフィールドにさまざまなコンテンツを配信予定です。ご期待ください。

企画・制作:北海道大学大学院教育推進機構科学技術コミュニケーション教育研究部門CoSTEP