実践+発信

産総研のサイエンスコミュニケーション研修のアドバイザーを務めました(2021127日)

2021.2.1

2021年1月27日(水)、産総研(国立研究開発法人産業技術総合研究所)で職員を対象とした「サイエンスコミュニケーションイベント企画実践研修」のアドバイザーを、梶井宏樹(CoSTEP 博士研究員)が務めました。

研修の参加者は、事務系の方から研究者まで、「サイエンスの魅力をもっとひろく伝えたい!」という熱意にあふれる方ばかり。2月の報告会を目指し、新しいイベントを企画するグループ2つと、SNSを活用した広報を企画するグループ1つに分かれて現在企画を進めている最中です。今回は、その内容を外部の専門家に相談する回でした。

株式会社スペースタイムの中村景子さん(2005年度 修了生)もアドバイザーとして参加。また、研修の企画・実施には、岩尾奈津実さん(2020年度 選科)、小野美咲さん(2020年度 選科)が携わり、イベント企画チームでは上野(旧姓 畑)香緒里さん(2014年度 選科 )が参加者としてリーダーシップを発揮していました。CoSTEP現役生・修了生の活躍が目立つ研修でした。)

「自分たちの作っているイベントは、参加者とコミュニケーションがとれる構成になっているだろうか?」
「ファシリテーションで意識しなくちゃいけないところってなんだろう?」
「届けたい対象に情報が届くようなツールを選びその使い方ができているのだろうか?」

こういったモヤモヤと向き合った国立の研究所に勤める方々だからこそできるサイエンスコミュニケーション、どのような形になるか楽しみです。