2021年7月11日、約7時間をかけて、本科性向けで映像表現演習を開催しました。スタッフの朴炫貞が担当し、受講生11名が参加しました。
映像表現演習は、1日で映像の企画、撮影、編集、配信までのプロセスを体験する演習です。コロナの状況もあり、映像表現演習としては初めて完全オンラインで開催しました。科学技術コミュニケーターにとって必要な映像制作スキルの仕組みを理解し、自らメッセージを映像で表現/発信できることを目指しました。
今年のテーマは「私のエネルギーになった/なるもの」。コロナで一変した日常の中、変わったことと変わらなかったこと、守っていきたいことを考え、記録する意味を込めました。また世の中が落ち着いた後でも、エネルギーの源になる生活の軸を用いて力をつけていくことを改めて考える意味もあります。
技術的な問題などは随時朴と相談しながら進めました。初めて編集ソフトを使う受講生の方が多く、最後まで戸惑ってしまうこともありましたが、動画の書き出しまでのプロセスを体験し、無事演習を終えることができました。
演習を行う前には、座学としてAdode デジタルクリエイティブコースにある動画で学習し、イメージをつけました。
演習を終えた後、みんなが作った動画を見て刺激になった意見や、1秒の作り方の難しさを感じた意見、当たり前に見ていた映像を改めて集中して見られるようになった意見、「なんとなく」撮るのではなく意図を持って表現することの大切さを知った意見など、さまざまな感想をもらいました。これからも、自分なりに工夫しながら、映像を用いた科学技術コミュニケーションを行っていきますので、お楽しみください!
受講生が作った「私のエネルギーになったもの」です。
前半5本の映像を配信し、8月中に後半6本を配信します。