実践+発信

Journal「GRAHAM 2021-2022」を公開します(CoSTEP17グラフィックデザイン実習班制作)

2022.6.2

CoSTEP公式サイトをご覧のみなさま、お待たせいたしました。2021年度修了CoSTEP17期グラフィックデザイン実習班(以下グラ班)制作の「GRAHAM 2021-2022」(ebook版)を公開いたします。これは、2021年度CoSTEP修了成果発表会でその一部をお見せした完成版に加筆修正を加え、ebookとして公開したものです。

↑写真から電子版冊子をご覧いただけます。

本誌「GRAHAM 2021-2022」は、グラフィック実習で一番最初に取り組んだ制作課題をきっかけにはじまりました。もし自分を特集した雑誌(通称「JIBUN JOURNAL」)を作るならどんな表紙になるだろうか?というワークです。自分の特集雑誌にふさわしい表紙とは?その時「自分を象徴するもの」を配置して表紙を制作するならどのような「もの」を配置するだろうか。ここからGRAHAMが始まりました。

「GRAHAM 2021-2022」を貫くのは「環世界」というキーワードです。
「GRAHAM 2021-2022」の冒頭「あなたが見ている世界と私が見ている世界は同じじゃないかもしれない」という言葉が出てきます。科学技術コミュニケーションにおけるグラフィックデザインは、特にこの概念が重要な意味を持っており、この言葉の意味を実習とその実践を通して学んできました。詳しくはebookをご覧ください。

CoSTEP17期グラフィックデザイン実習班の作品、メンバーの思いや魅力がぎゅっと一冊に詰まっています。あなたもあなた自身の「環世界」を見つける手がかりになれば幸いです。

※「環世界」は同一の生物学者・哲学者であるヤーコプ・フォン・ユクスキュル(1864年ー1944年)によって提唱された生物学の概念を参照している。