6月25日と26日に「北海道ジオパークまつり2022」が北海道博物館で開催されました。ジオパークとは特徴的な地質や、それにもとづく動植物・気候、そして人間の歴史などをもつ地域のことで、北海道には洞爺湖有珠山・アポイ岳・白滝・三笠・とかち鹿追・十勝岳の6ヶ所があり、さらに1ヵ所申請を目指す地域があります。
CoSTEPは25日のワークショップ「VR動画で体験!バーチャル登山☆アポイ岳」に協力しました。来場者が体験するアポイ岳のVR動画は2020年にCoSTEP教員の早岡英介特任准教授(当時。現客員教授)と受講生が制作しました。今回はVR制作にも関わった米田夏輝さん(15期本科映像実習)と、ジオパークを修士課程の研究テーマにしている荒木藍さん(18期選科B)がイベントスタッフとして活躍しました。
10時から16時までの間、事前予約の方々だけでなく、当日飛び入り参加者も次々と訪れてVRでアポイ岳の自然を体験していました。
この企画は、北大と北海道の包括連携協定に基づいて実施されています。CoSTEPは北海道総合政策部地域創生局地域政策課と連携し、VR映像の制作や、イベントの企画・実施を行ってました。今後もジオパーク関連の活動に協力していく予定です。
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