実践+発信

「CoSTEPジャーナルセミナー」を東京で開催しました

2011.8.11

CoSTEPでは8月5日午前、科学技術コミュニケーション分野の研究論文やレポートなどを初めて執筆される方々を主な対象とした「CoSTEPジャーナルセミナー」を、東京で開きました。

セミナーは、CoSTEPが発行する専門誌『科学技術コミュニケーション』の編集委員会が主催し、CoSTEPが共催。平日午前の開催にもかかわらず、会場となった北海道大学東京オフィス大会議室がほぼ満員となる、約20人の方にご参加いただきました。

実践活動を研究論文としてまとめるコツや、原稿作成・投稿にあたっての注意点などについて、三上直之編集委員(北海道大学高等教育推進機構准教授)が1時間にわたって解説するとともに、参加者の質問や相談にお答えしました。

終了後、参加者は「論文の書き方について整理された話を聞くことができ、非常にためになった」「〔編集委員に〕直接に質疑応答ができる機会となり、とてもよかった」などと感想を述べていました。

『科学技術コミュニケーション』は、この分野の実践、研究の交流の場づくりを目指して、2007年から年2回、CoSTEPがオンラインで発行している専門誌。論文や実践報告を、どなたでも無料で投稿することができます(掲載にあたって審査(査読)があります)。

ただ今、9月15日〆切で第10号(12月発行予定)に向けた投稿を受付中です。詳しくは『科学技術コミュニケーション』ウェブサイト(http://costep.open-ed.hokudai.ac.jp/jjsc/)をご覧ください。