6月24日と25日に「北海道ジオパークまつり2023」が北海道博物館で開催されました。ジオパークとは特徴的な地質や、それにもとづく動植物・気候、そして人間の歴史などをもつ地域のことです。北海道には認定済みの6ヶ所と、申請を目指している1ヵ所があります。このイベントではすべてのジオパークが出展をしました。
そのうちCoSTEPは、25日のワークショップ「VR動画で体験!バーチャル登山☆アポイ岳」に昨年度に続いて協力しました。来場者はアポイ岳の地質や植生などの自然をVR動画で体験することができます。来場者の体験をサポートするのは2名。18期選科B修了生で、ジオパークを修論テーマにしているの荒木藍さん(理学院自然史科学専攻科学コミュニケーション講座)と、北海道大学の地球科学サークルGROUNDの副代表の木ノ下りとみさん(理学部地球惑星科学科3年)です。
10時から16時までの間、子どもから海外の方を含む68名の方々がVRでアポイ岳の自然を体験しました。この企画は、北大と北海道の包括連携協定に基づき実施され、北海道大学が協力としてクレジットされ、CoSTEPは北海道総合政策部地域創生局地域政策課と連携し、VR映像の制作や、イベントの企画・実施を担っています。今後もジオパーク関連の活動に協力していく予定です。
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