実践+発信

2012年度

2012.3.17

 ■科学易しく語り手輩出

朝日新聞、2012年3月11日、朝刊(抜粋)

 難しい科学のテーマを分かりやすく説明する「科学技術コミュニケーター」を養成しようと、北海道大学が企業関係者や学生を対象に実施する講座「CoSTEP(コーステップ)」がスタートして7年。気軽な雰囲気で科学を語るイベント開催など、修了生や受講生たちは親しみやすい手法で科学の魅力を伝える試みを続けている。東京電力福島第一原発事故をきっかけに放射能など科学分野への関心が高まる中、講座への注目も集まっているという。

 杉山代表は「原発事故後には、コーステップについての問い合わせが相次いでいる。科学を分かりやすく説明する人のニーズが高まっていると思う」と語った。

■北大准教授 三上 直之さんの記事の中でCoSTEPが紹介されました

北海道新聞、2012年2月18日、-科学技術との付き合い方‐?橋渡しする人材 (抜粋)

 政府も2005年頃から、こうした橋渡しの人材を育てることに力を入れ始め、各地の大学なでどで人材育成のためのプログラムが動きだしています。

その1つが、北大にあるCoSTEPです。ここでは、社会人や大学院生が、1年間かけて橋渡しのための方法を学んでいます。実際に、科学技術をテーマにしたイベントや雑誌、映像作品などを制作することを通じて学ぶ実習科目も用意されています。05年の開講以来、すでに500人近い人がここで学びました。

■サイエンスカフェ札幌が紹介されました

北海道新便、2012年5月21日、夕刊(抜粋)

 市民に気軽に科学の話を楽しんでもらう「サイエンス・カフェ札幌」が20日、札幌市中央区の紀伊国屋書店札幌本店で開かれ、気象キャスターの菅井貴子さんが「気象予報は、宝の山」と題し、講演した。

北大科学技術コミュニケーション教育研究部門の主催で、市民ら約200人が参加した。